一言でいうなら生き方を見つめなおせってことです。世の中の太る女性を分類すると
1、忙しくて太る人
2、ストレスで太る人
3、ヒマで太る人
にだいたいわかれると思うんですよね。で、忙しくて太る人ってのはたぶんほとんどは仕事ですよね。仕事が忙しくて丁寧に食事を作る暇もかける労力も運動する気力もないみたいな人たち。これはまあぶっちゃけ時給をあげればいいわけです。もっと稼げる仕事しろよと。働き方変えるなり仕事変えるなり考えていかにして少ない労力で多く稼ぐかを考えるしかない。お金はあるけど時間がない人たち。こういうのは思い切って時間を作ってライザップなりに行けば別に普通に痩せられるんですよ、極端に言えば。だから大して問題じゃないんです。問題は痩せないことにあるんじゃなくて時間がないってことだから。それはお金で解決できるから。
次のストレスで太る人っていうのはストレスっていうのはまあいろいろあるでしょうが、仕事の人間関係、家族関係、友人関係、、、ほぼ対人関係のストレスですよね。これは基本的に環境を変えるか自分の認知を変えるぐらいしか解決はありえません。あとはごまかし程度にリラックスと気分転換に金を使うぐらいでしょうか。でも根本的な解決にはならない。本気で解決したいならストレス耐性を上げるために本気で心理学系のメソッドをすべてやってみるとかカウンセリングで突き詰めてみるとか要は金をかけないとどうにもなりません。
最後のヒマで太る人というのもいます。夫が稼いできてくれて特に生活の不満もなく家族幸せにやってるけど太っちゃう。まあ退屈なんでしょう。生きがい、やりがい、みたいなものに縁遠いのかもしれません。こういう人は金も時間もあるのである程度それを投入すれば暇も解消されてすぐに望みは叶います。ただダイエットって実際、人生の満足度によってリバウンドの有無が決まるようなもんなのでたぶん人生の充実感がない限り延々とリバウンドすると思います。だからそういう人には何か生きがいみたいなライフワーク見つけたら?ってことです。手当たり次第に探せば何かこれはいいと思うものがひとつぐらい見つかると思います。
自分は何で太ったのか?っていうのが分かってる上でダイエットに取り組まないと自分でもどこをどう改善したらよいかわからないなんて状態になるでしょう。巷のダイエット本はほぼ具体的なダイエット実践法を教えるみたいなことを繰り返していますよね。やれ揉んでとかほぐしてとかあれ食べてこれ食べてって。あれは根本的な解決には一切なりません。そもそも問題というものは同じ次元で考えていては解決しないものと相場が決まっています。抽象的次元に上げるか、具体的次元に落とすかして考えないと意味がありません。痩せないからといって小手先の方法を手を替え品を替えやったとしても所詮小手先なので本質的な問題解決にはなり得ないのです。だからリバウンドを繰り返すはめになるのです。ダイエット業界はこれを分かっていてやっています。わざと、具体的な問題解決の提示にとどまっているのです。そうすればリバウンドした人がリピーターとなって戻ってきてくれるからです。商売はどこの業界もリピーターで儲かるものですがダイエット業界は競争が激しいので「ほぼリピーターが命」みたいなところです。
私は根本的な解決法を教えています。それは私自身が実際に試して試行錯誤して結果が出たものとたくさんの受講生の経過から導き出されたものです。それらの事例を集めて仮説を立てて検証してフィードバックしてっていうのを繰り返したものをひとつにまとめ抽象的な概念から具体的な行動にまで落として理解しやすいよう体系だてて提示したものを著作物として提供しています。正直に言ってそういう概念と体系を理解して抽象的次元と具体的な次元を行き来しつつ本質的なダイエットのアドバイスをしている人ってほかにいません。見かけたことありません。見かけたら教えてほしいぐらいです。
結局はダイエットの成功なんてあってないようなものです。痩せるということは些細なことだったとあとで気づくはずです。本人も気づいてないですが、痩せたいのではなくて本当の望みはその先にあるってことを理解しないとはじまりません。あなたが欲しいのは痩せた体ではなく、ほかの何かということに気づけばするすると痩せていく。そういうものです。そして痩せることは簡単だが体型を維持することはその本質的な問題を解決しないと無理だということにおのずと気づくはずです。そしてそれからがここで教えている「本当のダイエット」のスタートだったりするのです。