自己評価高いのかなんか知らないけど、ダイエットに目覚めて20年近く経つのにまだ一度も成功してないのに根拠のない自信がある人。自己流でOKと思ってるのか懲りずにトレーニンググッズ買い続けて運動で痩せられるわけないのにやたら筋トレやったりジョギングしたりヨガやったりウォーキングやったり。インフルエンサーの情報のいいとこどり、自分ができるレベルだけを混ぜこぜにしてオリジナルのダイエットをやってそれで痩せられるわけがない。
情報発信している人のメソッドにはそれぞれちゃんとした核がある。芯が存在する。無料でまき散らしてるのは枝葉の知識。本質的なアドバイスは有料ゾーン。その棲み分けを分かってる発信者はちゃんとやってる。無料で出すべき情報とそうでない情報。顧客には手厚く有益な情報を優先的に提供する。それがわかってない消費者は無料の寄せ集めで何かをやろうとする。10年経とうが20年経とうがそれで何とかなると思っている。そして結局一生成功することなく自分を正当化しつつ死んでいく。
自分の知識なんて当てにならない、自分なんて大したことない、自分なんて普通以下。いい意味で自分を低く見積もれる人間は強い。何か壁にぶつかったとしても「ああ自分ならこの程度でもしょうがない」そう思ってもっと努力する、もっと時間かける、もっと金かける。そうやって自己否定を繰り返して成長していくことができる。自分を高く見積もってる人間はそこで反省しない。なんで私みたいな人間がうまくいかないのよ、そうだこのメソッドが悪いのよ、こいつどうせ金儲けが目当てだろ、大したこと言ってないくせに調子乗んなみたいな他責に走り本人の成長の機会はごっそり失われる。自分自身のせいと考えることができず、常に環境のせい、他人のせいにして自己否定ができない。だからいつまでたっても自分が変化できない。
いま私と同世代のアラフォーの女性が結婚できなくて苦しんでる。周りにそういう人がけっこういる。よく相談を受ける。いい人いないですかあ?誰か紹介してもらえませんかあ?Nさんの友達だったらいい人いそうだしぃ・・・。まず思うのは20代のときに言えよって思う。紹介できるのは20代までですよ、女性は特に。結婚したいと思っている男性はほとんどが子どもを望んでるでしょう?じゃないと焦らないし婚活に精出さない。でもそこで30代はまず相手にされない。まだ産める、確かに産めるかもしれない。でも20代より生物的魅力としては確実に劣るんだから男性からしたら本能的に20代に行く。これはしょうがない。だって本能だもの。20代の嫁と30代の嫁、どっちがいいかなんて愚問。30過ぎて仕事も落ち着いてきたしそろそろ結婚しようかなって思うのは遅い。今の社会で仕事と結婚、どっちも満足いってる人間はわずか。芸能人の婚期に一般人は引っ張られるらしいけど、菅野美穂ちゃんがあの歳で結婚して2人も子ども産めたのは彼女が可愛くて演技もうまくて明るくて性格もよくて英語ペラペラでお金稼げておっぱい大きいからですよ。一般庶民が何一つ敵わないじゃん。アラフォーで素敵な結婚ができる人っていうのはあのレベルです。勘違いしちゃいけない。
どんな人がいいのって聞くと、(30過ぎておきながら)普通の人でいいんですけど、都内だけど年収600万あればいいんですけど、長男でもいいんです、ただ普通にコミュニケーションできて変な性癖とかなくてマザコンじゃなくて友達も普通にいて、普通に暮らせればそれでいいんです・・・・・・いるか!そんなやつ。めっちゃ理想高いわそれ。結婚相談所行けばわかるよ。30過ぎれば40過ぎたバツイチ子持ちぐらいとしかお見合いできないよ。それぐらい市場価値低いよ。もちろん自分のコミュニティ内で見合った人見つけて結婚できる人はいますよ。ラッキーですよそれ。でも女性の市場にでれば30過ぎた女の価値ってその程度。しかもキャリアもなくお金もなく美人でもなくってなったら相当無価値。女として。人間として自分の価値を測ってくれる人を自分で見つけたほうが早いって。
私は20代前半で結婚したので婚活だけには参戦しなくて本当に良かったと思う。それはやっぱり自分の自己評価が当時から低かったおかげ。今が売り時。今が最高って思ってた。どうせ自分は玉の輿に乗れるような女でもないし、男性にモテるわけでもない。今、彼氏がいるだけでも奇跡。20代前半の女性が全年齢の男性から狙われていようがそんなことは綺麗でモテ要素のある女性だけ。自分は論外。だから女性としての魅力が人生で一番高い今こそ結婚するべきだ。この人逃したら次はない。当時は自分の仕事に行き詰まりを感じていたのもあって逃げるなら今だ(笑)って感じ。母親は「もっといい会社に勤めてる男性がいいんじゃない?」って最初は反対してた。でも私ごときのレベルでいい会社の男性との出会いもなければ選ばれるわけがない。晩婚の母親はそうやって婚期を逃してきたのねって思ったぐらい。父親は「もらってくれるときに貰ってもらえ!!」と大賛成。あのときの決断は父娘ともに素晴らしかったと思う。身の程をわきまえるってそういうことだと思う。まあ今思えば夫は相当な優良物件だったんだけど。私の方が不良物件(笑)結婚したらしたで紆余曲折あり離婚危機あるのは当たり前で、でも総合的に見て「もし今自分が独身だったらもっと人生を不幸に感じていただろう」と思う。何だかんだで夫には感謝している。子どもを授かり、経済的に多くの恩恵を受け、自分の好きな仕事をできている。自分一人じゃできないことの方が多い。そういう意味ではあの時の決断は今でも「よくやったぞ自分」という感じ。
自己流とか自分らしくとか自分に合うようにってある文脈では有効なのかもしれないけど、自分自身の精神的な成熟とか成長を要求されるダイエットにおいては無意味っていうか害でしかない。そりゃああなたが10代のうちに花開いた才能があるとか人生における何かしらの成功を収めているとかだったらその世界での成功のセンスをこっちに置き換えてさらっと成功できるんでしょうけどそうじゃないでしょ?お金もない時間もない知性教養もないそんなただの一般庶民で凡人でしょ?じゃあ努力しないと。全部頑張ってやるぐらいの気合がないと。天才に勝てるとは言わないけど【成功】のレベルにいくには最低でも努力、忍耐、知識、気合、謙虚、素直、金、時間ぐらいもってこなきゃ無理。