努力してきたのに〇〇できない、って思ってきた人には最適な本。努力したけど志望校に落ちた、努力したけど就活がうまくいかなかった。努力したけど資格に落ちた・・・努力でどうにかなる分野。改善の余地あり。

努力したけど彼氏とうまくいかなくなった、努力したけど家庭が壊れた、努力したけど子どもに恵まれなかった、、、こういうのは努力でどうにもならない分野。あとは凡人が努力で勝てる分野とそうじゃない分野も確実にある。勉強でトップレベルに行くのは努力でどうにでもなる部分が大きいけどスポーツは難しい。競技人口とか世界レベルを考えるとハードルはスポーツの方が断然高い。

ちなみに努力してるけど痩せられないって人は「努力」を間違って捉えてるのかもしれない。


「努力すること=〇〇すること」と具体化することが一番重要なポイント

努力することは反復・継続すること

読書は1回精読するよりも、7回素通しで読むべし。

努力は継続させなければ意味がない

外圧をうまく取り入れる

努力はまわりに見せる

努力するのは客観的評価があるものを

自分との戦いよりもライバルとの戦いを

努力をする対象は常にひとつにすべき

タイムリミットがある朝に努力する

ひとつを使い続けて、減らし続け、努力の「見える化」を

ルールにあえてひとつの抜け道を作ることで、ほかの抜け道を
許さなくする

努力した自分自身を否定しない

ここでも選択と集中。減量したいなら、ほかのことで努力してはいけない。家事、仕事、育児でフルにがんばってる場合、さらに努力するのは難しい。お菓子は週に1回までというルールを決めたとする。抜け道を作るとしたら頂き物のお菓子を食べる場合はOKにするとか空気を読んで食べた方がいい状況の場合はOKとか。

反復、継続なら筋トレやストレッチですね。毎日ひとつでもいいからやる。習慣にさせるためなので軽くてもいい。夜できないなら朝やる。努力の優先順位をつけることも大事って書いてあったな。あれもこれもは全滅するから、とりあえず家事は手抜き、育児もほどほどになってから(だから幼児期は良くないと思う)仕事は慣れてきてから。

趣味をはじめるのだって、家事、育児、仕事がある程度落ち着いてきて経済的に余裕が出てはじめてみんな探し始めるのに、ダイエットだけはなんかみんな切羽詰まってからしかも貧乏人ほど焦ってやり始めるのはなんでだろう。お金ないならやらない方がいいしやっても結局リバウンドしますからね。まずはその太るようなストレスフルな生活を立て直してから来た方がいい。本一冊、教本一つ買えない人はどこに行ってもお呼びでないですから。