自分が思っているよりももう半歩だけ、ちょっと距離を置いてみると
いつもより少し、やさしい自分になれるような気がするのです。

多くの人間関係のからまりは、距離が近すぎるがゆえに起きるもの。

「初心」という言葉は「それをはじめたころの気持ちや志」ととらえられがち
ですが、世阿弥が説いた「初心」の真意は、はじめて事にあたる未経験な状態、
未熟さそのもののことを指していると言われます。
つまり「初心に帰る」のは未熟な自分に戻ること。「自分の未熟さを忘れること
なく精進しなさい」ということなのです。

未熟さへの自覚が自分を育てる

その問題は、あなたの人生のごくごく一部

人間関係の問題を抱えているとき、人は、自分の正しさを主張して、相手に勝とうと
しますが、相手を打ち負かしたところで、何になるでしょうか。一時の高揚感はある
かもしれませんが、相手を裁いたむなしさはずっと心の奥に残ります。

問題にも解決の賞味期限のようなものがあるのです。

話すことは問題を自分から「離して」距離を置くことであり
「手放す」ことです。

正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい。

どんなに親しくても、ほどよい距離が必要。
その距離が、関係をやさしくする。

我慢の向こうにあるのは次の我慢

人は一番の本音を言わずに、二番目を言いたくなる生き物

老いとはすべてを「ご破算」にしてくれるご褒美の時間

趣味とは心の居場所

女性には精神的な自立、経済的な自立、社会的な自立が必要

つらかったことが幸せな記憶に変わったらそれは、成熟のしるし

明日のことなんて誰にもわからない

自分がかつて”親友だった子”を思い出しました。その女の子とは中学校は違ったけれど中2の頃から同じ塾に通っていて同じ高校を志望してお互い励ましあいながら頑張ってた仲でした。活発で男勝りで友達がいっぱいいる元気な子。私の周りにはいないタイプだったこともあってすぐに意気投合して親密になりました。とはいっても中学が違うし当時はまだポケベルさえない時代で塾で会って休み時間はずっと喋ってる程度。それが2人とも志望校に受かってもっと距離が近くなったんですよね。

同じ電車に乗って一緒に通学してしかも同じクラス。いつもべったり。さすがに部活は違いましたけどどっから見ても「二人は親友」って感じ。出身中学違うのに何でそんなに仲いいの?って不思議がられるぐらい。私も小学生ぶりに親友ができて舞い上がってような気がします。好きな男の子の話をして将来の話をしてくだらない話をして。その子は「好き!」とか「かわいいねー」とか相手が男子だろうが女子だろうが構わずに相手にそのまま言っちゃうような天真爛漫で素直な子でクラスでも人気者だったから私はそんな言葉を人一倍彼女から浴びて「こんな素敵な子と自分は親友なんだ」って得意になってました。自慢に思ってましたね。「人気者の(地味な)友達」ってそうやって自分の居場所得るんじゃないですか。

彼女と同じクラスになったのは1年生の間だけで2年生から文系と理系に分かれて受験モードになると少し距離ができました。人気者の彼女はすぐに新しい親友ができてちょっと取られた気持ちになったことを今でもよく覚えてます。嫉妬しましたねえ。「私の方が仲良しだし!」なんて心の中では思ってましたし。それでも彼女と親しかったのは、1年の頃から私が片思いしてた男の子と彼女がすごく仲良しだったから。だからクラス替えで分かれてもいろいろ相談に乗ってもらって情報ももらってました。たぶん彼女もさりげなく私を彼に推してく協力してくれてたんだと思います。(でも男の子はほかの女子と付き合ってこっそり撃沈w)

結局、片思いを続けたまま高3になって一気に受験のピリピリモード。何がきっかけかわかんないんですけど彼女の協力のおかげなのか、私がしつこく片思いしていた男子と再び仲良く話したり遊んだりするように。お互い電話したり(当時はもちろん家の電話ですよw)、家に料理を作りに行ったり(すでに彼女?)、原付のうしろに乗せてもらったり。受験生だし私は県外の大学に進むつもりで勉強してたから今さら付き合うのは・・・って感じでためらってたから告白とかする気はありませんでした。その勇気もなし。実は高1のときに一度振られてるんです。だから2度目は無理でした、プライド的に(笑)とりあえず大学は合格したいし今を楽しめればいいやって程度。

だけどやっぱり彼女は自分の男友達と私が付き合ってくれればうれしいと思ってくれていて私は長年片思いしてたわけだし、遠恋でもいいじゃんって。若いですね、そんなとこが。その男の子もいつから心変わりしたのか実は彼女に私について恋愛相談をしていて、私からも相談されていて、もーー二人とも両想いなら早くくっつけよ!!状態。彼女にしてみれば嬉しいながらもいい迷惑だったみたいですね。確かにそうですよね。。結局ね、私が大学に合格したってわかったあとに告白されて私も浮かれてもちろんOKしちゃったわけなんです。翌月には地元を離れてバイバイするというのに。まあ何とかなるでしょと思ってた。

これは教材の紹介のとこにも書いたんですけどかぶってますよねここらへん。あの男です。まあ読んだ方はああ、こいつか・・・と楽しんで頂ければ。そんなこんなで遠恋突入したわけですがその間も私は彼女と手紙を送りあったりしてたんですよね。何度か手紙のやりとりをしてました。向こうは専門学校、私は私大文系。忙しさが全然違うわけです。かたやこっちは遠恋中かつホームシック
で手紙書きまくるわけです。今考えてもこの時期の私はちょっと精神的におかしかったです。便箋10枚とか書いて送ってた。貰う方は恐怖です。恥ずかしくて消したい過去。そこで私は早々に大学を辞めたいという相談を彼女にしていて、「〇〇(遠恋中の彼氏)には内緒にしてね」って書いておいたんです。

まだ付き合いたての彼氏に大学辞めたいという相談はしづらかった。だから彼女にしたわけですが彼女はもともと仲の良い友達だった私の彼氏に言っちゃったんですね。お互い地元にいていつでも会えるわけで。ポロっとね。

「あなたの彼女(私)、大学辞めたくて悩んでるよ」って。

内緒にしてねって言ったのに(笑)まあ私が馬鹿でしたね、こればっかりは。【私と彼】の仲より【彼女と彼】の仲の方が良いことに気づかなければいけなかった。あと彼女の口の軽さにも。そしてそれが彼氏にとっては「信頼されてない」ととられてしまいました。悩みも相談できないような仲なら意味がないって言われた記憶があります。もちろん「俺は彼女に近くにいてもらわないとダメ(なタイプ)」っていうのも破局の原因だったんですが、今ならわかります。家族もそうですが、恋人も離れてダメになる関係と
そうじゃない関係があるって。うちらはダメな方だったっていうのが。身に染みてわかる。

その後、彼女にメールだったかな。連絡したときに「何で勝手に話したの?」みたいなことを責めて友情は終わりました。私の中では。彼女にとってはちょっとした諍いとしか思ってないみたいでその後も何度か会いましたけど私はとても以前のような気持ちで会えなくなってしまった。親友とは思えなくなってた。多感な時期に小さくても決定的な裏切りがあるといつまでも覚えてるもんですね。相手との約束を守ることっていくつになっても大事だなと思う。

高校時代、あんなに仲がよかったのに今は会ってないの?って昔の友達にいつもびっくりされます。確かに。自分でもびっくりしてます。べったりしてた人ほど何かがあると離れちゃうっていうのは絶対にある。だからほどよく距離を置く必要性は痛いほどわかる。別の友達でも「あの2人めちゃくちゃ仲いいよねー」って噂されてる2人ほど大人になって絶縁してたりする。「あの子の無神経さにほとほと嫌気が差した」って言ってたもんな。大人になると収入の差、仕事の差夫の格差で亀裂が入ること多いですね。口が過ぎる人はほんと要注意。女同士だとけっこうズバズバ言ってる人多い。女性同士、長く友人関係を続けるには半年に一回程度会うぐらいで十分だと思う。そして相手のことを知りすぎないのも嫉妬心を抱かないコツだと思う。そのほどよい距離だからこそ一生仲良く付き合っていける。