ダイエットには方法ではなく思考が必要。
このブログでは口すっぱく言ってますが、
まさに私はその思考のおかげで長年のダイエット依存から抜け出したんです。

どういうことでしょうか。

思考っていうとちょっと分かりにくいかもしれませんが、ざっくり言うと

ものの考え方です。
価値観と言ってもいいかもしれません。

結婚相手は価値観が同じ人がいい

とか言いますね。

昔の話ですが、皇太子妃の雅子さまは皇室に嫁ぐことを決心した大きな理由に

価値観が似ていたから

と話されていました。

それぐらい価値観というものは
人となりを判断する際の指針であったり
その人の生き方の芯のようなものだと言えると思います。

その価値観を揺るがすようなことがあれば人の考え方つまり思考は変わるわけです。

価値観が揺らぐような出来事といえばよく言うのが天災です。
大地震、噴火、水害、火事、土砂災害など他人事には思えないことが
日本でも毎年起きています。

東日本大震災で生き方が変わった

そういう人山ほどいますよね。テレビや雑誌で見かけることも多いと思います。
自分の今まで生きてきた中で培ってきた価値観というものが全部音を立てて崩れた
実際に音が聞こえたって人もいるぐらいの衝撃です。
経験したことのない人にはわからないものなのかもしれません。

そんな経験をすれば嫌でも考え方は変わるんです。

私自身も、震災ではないですが、価値観やものの考え方が激変する
そういうことをかつて経験しました。

詳しくは言いたくないのですが、大病に近い経験です。
命というもの、生きるということに対して真剣に考えざるを得ない状況になったんです。

そうするとどうなったかというと
結果として

ミニマリストになった

んです。もちろん自称ですよ。(笑)
今流行ってますね、コレ。最小限主義者という訳がついてます。

 

ものすごおくざっくり言ってしまうと

生きてるだけで丸儲け

みたいな心境に辿り着いたんです。当時はですよ。今は厳密に言うと違います。

 

家が欲しい
車が欲しい
贅沢したい
金持ちになりたい
尊敬されたい

あれも欲しいこれも欲しい状態から解放されたんですね。

物があっても金があっても
不幸な人は不幸である。

ということに気づいてしまった。
いや、気づいてはいたけど腑に落ちて理解出来たという方が正しいかな。

30数年生きてきてはじめて物欲から解放されました。

それからの激変ぶりは今考えても狂ってました。捨てて嬉しいハイ状態も経験しました。
家中のゴミやガラクタを捨て

今必要なものだけを所有する

という考え方に変わりました。
もちろん地震の多い日本にいるので災害時用の備品は欠かせませんが

いつどんな時も身軽に移動できる

そんな状態を目指すようになったのです。

 

 

環境が変わると人間は変わります。

 

例えば買いだめしていたお菓子があることがどうにもこうにも気持ち悪くなりました。
自分の目指す生活スタイルに

食べきることができないものが無駄に存在する

 

それだけでダメなんです。生理的に受け付けないんです。
そのストレスを排除したいがために余計な物を口にする機会が激減しました。

無駄に栄養価の低い間食をやめるだけでこんなにも疲労感が違うものかと驚きましたよ。

糖質過多は体の疲労感に大きく影響を与えるようです。
そんな知識を実感できるようになったのも大きな変化でした。

考え方が変わり、環境が変わり、食生活が変わると自分により向き合えるようになります。

なんせ周りには心を乱すものが存在しないので、頭の中で思考を巡らすようになるんです。

物との関わりが減ると必然的に維持や管理に伴う時間や作業が減ります。
結果、疲労感が減り、ゆとりの時間が増えるんですね。

家族で過ごしたりする時間やのんびりしている時間が自然と増えます。

そんな豊かな時間のおかげでメンタルも安定していくというスパイラルが出来上がるんです。

すごくないですか?

 

おそらく経験したことない人にしたら

そんなアホな

大げさな

って感じでしょう。私もそうでしたから。
でもねミニマリストの人たちのブログなんか読むとわかりますけど
みんな同じルートを辿ってるんですよ。

みんな大体同じなんです。
人間だったらそういう心境に辿り着くようにできてるんじゃないでしょうか。
動物的な本能で備わっている能力なんです。

ストレスも劇的に減った結果
やけ食いもなくなり

食べ過ぎる

ことが全くなくなりました。なんせ最小限主義者ですから(笑)
自分にとっての適量が「本能で気づかされた」といった感じです。

 

今まではそうじゃなかった。

 

もっと食べないと
まだ食べれるから
今食べないと損でしょ

 

そんな気持ちで食事をしていました。

 

余計についた脂肪

これも自分に合わないって心の底から思うようになりました。

この脂肪やだなあ〜って思うことはしょっちゅうあったんですよ。

でもね本当に心の底から

 

この脂肪は私についてちゃいけない
私にはちっとも似合わない

 

こんな脂肪がついてるなら死んだほうがマシ

 

 

そう思えたんですよ。自信過剰だと思いますか?

 

自信を持てるようになるというのもダイエットには不可欠です。

日本人は世界的に見ても

自分に自信がもてない

という人がほとんどを占める極めて異常な国です。
それは日本人特有の謙虚さでもありますが、それ以上に尊厳がない。
自分を大事にできない
公表されてるだけでも若者の自殺率は世界一です。実際はもっと多いはずです。

この国で自分に自信を持って生きることができるというのもひとつの能力
つまりスキルじゃないかなと思います。

能力というものは先天的な部分もありますが、ほとんどは後天的に育てることができます。

毎日のように車の運転の練習をして運転スキルを手に入れたように
努力次第で手に入れられるものなのです。

努力とは具体的には行動を指しますよね。

じゃあ行動を起こすには?

考え方、思考ですね。そこに変化を起こすしかないんです。

私は偶然か必然か起きた出来事によって考え方が変わりました。

あなたが太ってしまうような行動を変えたいなら
その元である思考を変えるしかないということです。

そうすれば
「自然と」
「必然的に」
太ってしまうような行動ができなくなる。

太る行動を取らないなら太りようがありません。

それを継続していけば本来の体型を取り戻すことが自然に叶うはずです。