女なら一度は出産して子育てしてみたいって思ったことある人がほとんどだと思います。女である以上、キャリアを考えるうえで出産、育児期をどこに置くかが大問題なので、男性向けのキャリア本って役に立たないんですよね。かといって女性向けのバリキャリが書いた本もエリートが書いたものがほとんどで参考にならないし。。
逃げ恥で女性が高校生で出産して学校で育児してそれが落ち着いてから受験して就職して、、ってやると男性並みにキャリア積めるみたいな
シーンがあったんですが、あれはいい考え。女性はどうしても卵子の寿命というか出産適齢期があるわけでいくつになっても子供が持てる男性とは根本的に違う戦略で人生設計を立てないといけません。もちろん出産育児をまるごと諦める、興味ない人もいると思いますが少ないでしょう。
高校生で産むっていうのは現代社会ではどう考えても非現実的ですし日本がいつも後を追う形の欧米社会の女性のキャリアの積み方を見ていると男性が変わらない限り、まあ無理ですよね、まだまだまだという感じ。そこに期待してもしょうがないのでまず今の社会で、女性がキャリアを積むのに一番都合がいいのはどんな仕事でしょうか。
それは「勤めない働き方」なのは間違いありません。
夫には育児を頼めない家庭がほとんどなので結局9割方は女が家事育児をしないといけません。これは20年前からほとんど変化ない気がします。ちょっと時間に余裕がある、融通が利く仕事の夫を持てた人だけが育児を分担してる感じ。子育て世代の2割ぐらいじゃないでしょうか。8割がワンオペ。特に都会では。
で、勤めない働き方となると、フリーランスですよね。自営業。で今の時代それが簡単にできるのはWEB技術があるからですね。ライターとかブロガーが食えてるのはそのおかげ。まあいつまで食えるか微妙ですけど。もって5年と言われてますね。Googleの広告収入頼みはビジネスモデル的にも趣味の延長でしかないんですが自分の手作りの作品を売って年商50万とかざらにいます。ああいうのは労力との兼ね合いもありますが育児をしている女性にとってはかなり融通の利く働き方です。
ああいう仕事、つまり自分で作って自分で売るスタイルでフリーで働く、これを実現するには
何といっても時間がかかります。なんでもそうですが人様にお金を払ってもらうためには下積み期間としては5年~10年が一般的です。どんなビジネス書、自己啓発書にも書いてあることですがすぐに儲かる仕事はすぐに儲からなくなります。実力が伴ってないからです。
アドセンスブログやってる人とかで1~2年で身の丈以上にお金が入ってくる仕事もあるにはありますがあれもほぼラッキーなので10年後続いているかと言えば【否】です。
やはり継続して仕事として稼げている人というのはかなりの期間猛烈に勉強してきたか現在進行中で自己投資して勉強しています。これは間違いありません。そうでないと競争市場で勝てません。女みたいにディスアドバンテージがない男性も同じ土俵にいるわけですから、基本的に片手間の女性が勝てるわけがありません。なので女性は男性以上に慎重で綿密な人生設計を建てる必要があるんです。
10代から育児のことを考えてキャリアを考えていればそれが一番なんですがもうあなたはすでに中年(笑)時間がありません。でもラッキーなことに今の時代女性が40代で再チャレンジすることに社会は寛容です。安倍さんのおかげで女性活躍もなんとなーく知られているし、企業もなんとなく採用に積極的。ですが雇われでは意味がない。それは時間に縛られる、人間関係のストレスが多い。この2点ですね。単純に主婦の受け皿が少ないというのもあります。
だからフリーランスなんですが、時間の自由があるとストレスが圧倒的に減ります。食事の準備に時間をかけられて、部屋を整う余裕もあり、心に余裕ができます。そうなると体型維持も容易です。運動する時間もあるし、やけ食いなんてする隙がありません。
まあ誰でもフリーで働けるかと言えば難しいかもしれませんがやってみる価値は大いにあります。特に主婦は趣味が高じてその先生になるとかよくありますよね。ああいう感じで自分の人生経験を仕事に変えるのはものすごく大変ですがあとあとその素晴らしさにびっくりするはずです。私も何だかんだ10年ぐらいの経験をこのブログやメルマガにぶち込んでますし、何よりこの仕事の面白さに常に感激してるぐらいです。
ただ時間には気をつけたい。子ども一人につきべったりとお世話が必要で、何かと手を取られるのがだいたい10年です。生まれてから10年はなんだかんだ手がかかる。兄弟がいればプラス2~3年でしょうか。10年は仕事がおろそかになると考えると22で普通に就職してさていつ結婚するか、これがまず第一関門でしょう。その会社で長くキャリアを積むつもりなら30までにある程度評価されておかないと難しい。20代のうちに戦線離脱したら使い物にならないって言われるのはしょうがない。そういうのは古い体質の会社だけとは思いません。経営者の立場になればわかると思います。勤めて5~6年が勝負なのにそれ終わったら子育てで離脱って。育てようがない。
だから今は晩婚化が進んでるんですけど、別に長く勤めるつもりがないとか、ほかに目標があるとかならさっさと出産適齢期までに産んで35ぐらいまでに育児を落ち着かせて35からキャリアを充実させるのがベストな気がします。もちろん若い方がいいんですが、子どもをあきらめたくない、仕事もあきらめたくないのが本音でしょう。そうなると遅くに産むより早い方がいい。できることならですけど(笑)出会いがなかったらなかったでまたその時は考え直さないといけない。経済的には一人で生活するより2人の方が強いですから。一人で稼ぎが少なくても2人だと生活できるし何とかなります。
もう子育てを終えようとしている人、私みたいなアラフォーで今後仕事どうしようみたいな人こそ好きなことやって好きなことを仕事にしたらいい。っていうか今後はAIがやれない仕事ってそんなものしか残りません。クリエイティブな仕事、繊細な仕事、お遊びみたいな仕事。
そういうAIにはできない仕事って主婦が得意な仕事じゃないですか。デコったり、セミオーダーで手芸品売ったり、オーダーメイドでなんか作ったり。ただ最低でも5年スパンですよね。
5年10年でひとつモノになるぐらいが普通です。いま40なら45までに何かしら稼ぎの軸を作っておくと本当に先々楽になるでしょうね。50までに好きな事だけで生きていけるようになったら幸せだと思いません?私そういうスパンで考えて結構必死に頑張れるタイプなんですけど。5年後、10年後を夢見て生きるって楽しいですよ。ちょうどワールドカップなんだし、興味ある人は次のワールドカップまでに何か事業つくるってけっこう実現率高いと思いますよ。それぐらい時間とお金かければ何とかなる。夢があるでしょ。