予想通り素晴らしい本でした。。ちょっとお高いけどこれぐらい出さないとインテリア系は満足できる本はないなあ。BonChicでおなじみのコマチ家具のインテリアデザイナーの方の本です。私的にはゴージャスすぎる感はあるけど、理論やテクニックは素晴らしいです。溜息もの。やはり日本のインテリアと欧米のインテリアは根本的に違いますね。中途半端がダサくなる原因。居心地も悪くなる。どっち系でまとめるか、色もそうですけどそういう方向性は固めてインテリアを考えるとうまくいくように思います。日本のインテリア雑誌に載ってる実例ってミックスばっかりなんですよね。和風と北欧風のミックスとか、フランス風とイタリア風のミックスとか。
インテリアは住む人の個性が出ていて居心地がよければいいという考えもあるけれど、より美しく、より快適に、より居心地よくを求めるならある程度セオリーを守った方が素人は上手くいきます。インテリアコーディネートをプロにまかせる、お金を払って家具のコーディネートを依頼する文化のない日本はいつまでたってもセンスは向上しないのかもしれない。しょっちゅう来客を招いてインテリアに凝った部屋を披露する習慣もないし。そのへんは文化の違いだからしょうがないですね。そもそも任せたいと思うレベルの人が少ないインテリア業界ですがこの著者の田野口さんだけはいつかお願いしてみたいなあと思う。アドバイスだけでも部屋が一変する気がします。はぁー素敵。。。
こんな部屋でポテトチップス食べようなんて絶対思わないから。絶対太らないよ、こんな部屋なら。クラシックインテリアにすると、部屋がダラダラ食べとかゴロゴロするのを許してくれませんから。そういうところは英国的なのかな。アメリカはカウチポテトですからね。それを真似ちゃうとぶくぶくするのもしょうがないのかもね。