なんか賞とった漫画らしいんですが、いやー面白い。
最初っから泣けるし。80歳が主人公て。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50615

まだ生きててごめんなさいは悲しすぎるでしょう。
99歳のおばあちゃんのこと考えちゃった。
あと余命1週間って言われて会いに行ったときはめっちゃ元気だったけど
数日後に心肺停止になって意識不明になったらしくもうだめだってなったのに
またまた医師も驚く回復を遂げて今は元気になってる。すごい生命力。

高齢でも生きる力を持ってる人に対してそんなこと思わせる社会って残酷ですね。
自分も80歳のときどうなってるか分からないなって悲しくなった。3世代4世代
同居させられて微妙に煙たがられる空気の中で生きてるんだろうか。
私の祖母だって、病院がお世話してくれてるから大きなトラブルはないものの
もし自宅で一緒に暮らしてたら早く死ねばいいのにって誰かに思われるのかもしれない。

生き方を考える時、「若く健康な時」しか知らないからついそれを大前提でそれを最低基準として
考えてしまうけど、夫がいなくなった時、同年代の友人がいなくなった時、仕事がなくなったとき
そういう時に何を拠り所として生きていけばいいんだろうって。超高齢化社会が来てる中こういう
漫画が受けるのもわかる気がする。孤独と孤立は違う。孤立はいつでも悲しい。
でも高齢になったら孤独もつらいのかも。先のこと考えてもしょうがないけど、親とか祖母のこと
考えちゃうよね。年取った人間がこんな気持ちで生きてるなんて若い人みんな知らない。
だからって親孝行しようとか大事にしようっていう風にはならないんだけど(笑)