日本人って世界的にみてもいい暮らししてるっていまだに思ってる人多いと思うんですけどそんなことない。欧米の人たちの方がはるかにいい暮らししてます。
いい暮らしの定義にもよるけどストレス少なく時間に追われず余暇や休暇を楽しんでる人が多い。しかも土地安いアメリカとかリサイクル当たり前で新品のもの買う習慣ない欧州とかに比べると土地も建築費も高いわ、なんでも新品志向の日本人の生活にかかってるコストは馬鹿高い。
だからカネカネしてるし金がなくてギスギスしてるとこが目立つ。バカンスでゆったり~とか海外旅行毎年とかのんびりできない人多し。
特に日本人って世界的に見てもオシャレらしいし衣服にかけるお金は相当なもの。10代20代のファッションにかける情熱って異常です。
そのぶん勉強してない人が多いから日本人女性って高等教育を受けてる人も割合的には少ないしキャリア積める下地を持ってない人が多い。フランスの学生はめちゃめちゃ勉強することで有名だし、韓国の受験生なんて一日のうちほとんど勉強してて風呂に週1回とか(笑)
日本人って勤勉で学力高いっていまだに思われてるけどもう遠い昔の話。。豊かになって向上心とかハングリー精神がなくなったのか、みんな大して勉強してない。してるのはほんの一部の人。だから稼げてる人もほんの一部の人。
若いころから服にばっかりお金つかってテレビドラマ見て本読まずに高卒で働けばそりゃあ頭に蓄積したものはたかが知れてる。人生って、すぐに使えない、すぐに役に立たないような知識を若い頃にどれだけ身に付けるかでその後が決まるようなところあるからね。
専門学校ですぐ使える知識を詰め込んだり、そこそこの難易度の資格を安心のためにとって学校に行って人より頑張っても、結局生粋のエリートにいろんな面で最終的に差がつくのはそういうところ。
いかに幅広い知識教養、経験、視野、思考体系を手に入れてきたかで仕事と人生は変わる。就職にすぐ結びつく手っ取り早さとかコスパとか受験のハードルの低さを求めて楽さと安きに走れば時間の経過で劣化するようなそれなりのものしか身につかない。
だからって「日本の」大学がいいとは思わないけど「大学的」なところで教養と言われることを幅広く身に付け思考力を鍛えることは非常に大事だと思う。そのときは意味が分からなくてもあとでつながる。だから意味がないと思える勉強は若い時には大事。むしろすぐ役立つことを勉強してる方が危ない。
特に今の時代、変わるスピードが早すぎる。誰も将来のことは分からない時代。そんな時代に、将来使えてるか、稼げるかどうか分からない微妙な資格に若いときの数年を費やすのはかなり危険な発想。