朝型生活に変えるのも嫌、食事を改善するのも嫌、新しいことを学ぶのも嫌
とかで、結局はちょっとやって諦めるみたいなのがリバウンドする人たちの
典型です。体型を変えるまでにやる必要のある「大変なこと」「いつもと違う
こと」「お金や時間がかかること」はなるべくやりたくない。
だから一生理想の体型は手に入らない。じゃあなぜ成功する人と挫折する人
がいるのかと言えば、やっぱり動機が違う。弱い動機でダイエットやってる人が
挫折組には圧倒的に多い。まあ動機が弱いので、万が一ダイエット成功した
としても達成感も低いので、結局は人生の満足度は上がらない。
別にダイエットしても人生変わらなかった
って感じになるだろうから、そういう人は別に成功しなくてもいい。
逆に挫折してよかったパターン。だって幸せになれないことに時間かけなくて
よかったってこと。自分を満たしてくれるものはダイエットじゃなくて
ほかにあるってことだから。それに気づいただけでも挫折には意味がある。
みんながダイエットに求めてるところは結局のところ自分を変えたいとか
人生を変えたいってこと。体型の先に、自分自身や自分の人生がある。
体型を変えることを通してそういうものを実は変えたいと願ってる。
本当にやりたいことはダイエットじゃなくて「自分を変える」こと。
動機が弱いことの他に挫折する大きな理由は「信念がない、弱い」って人。
これむちゃくちゃ多い。要はなぜダイエットする必要があるのかってこと。
信念を貫くために痩せておきたいっていうのがないとうまくいかない。
信念って平たく言えばポリシーとか主義とか自分の守るべきマイルール
みたいなこと。そういうのって誰にでもあると思うけどこれをダイエットと
結びつけておかないと、いったい何のためにダイエットしてるかわかんなく
なる。だから迷走して挫折する。
たとえば私の信念としては、オバサン体型には絶対なりたくないっていうのがある。
自分にはそれが似合って欲しくないし、健康的でありたいというポリシーがあるから。
それにそういう体型は人をいい気持にしてくれない。人に不快感を与える体型は許せない。
伊達さんみたいなアスリートが大好きだからああいいう人になりたいという強い憧れが
ある。これはもう20年ぐらい変わってない。
人生でこれだけは外せないっていう信念が誰にでもあるはずです。
もちろんダイエット以外のことでもつ信念というものの方が多いと思う。
いい母親でありたいとか、家庭でも社会でも役に立つ仕事をしたいとか
精神的にも経済的にも自立できる女性になりたいとか。
でもダイエットしたいなら、もっと体型に関する自分の信念を掘り起こすべき。
カズレーザーの相方の女を見て「ああは絶対なりたくないわ」っていうのも
信念だし、ママ友の女捨ててる様子を見て「私はああはならない」って思うのも
ある種の信念。あとはその信念をどう育ててどう昇華させるか。どこまで強くして
どう持続させるかってこと。こんなことメルマガに書いた気がするけど
やっぱり気持ちが折れそうになると全部ほっぽりたくなる。そういうときは誰にでもある。
最近筋トレの調子が悪いというか、体調の波があってなかなか定期的にできない
状況が続いてて、そういえば私が筋トレを続ける信念って・・・ってはっと思って。
伊達さんのフォローこまめにしたり、あこがれの人の体型をもっと眺めるように
してます。仕事が忙しいとそういうのってすぐ後回しになる。
何もかもうまくいかなくて、死んだ方が楽だな、人生のリセットボタンあればいいな
もうリセットじゃなくて強制終了の方がいいやって落ちてるときでも、信念を思い出す。
ああ、私は息子が成長して一人前の大人になって自立するのを見届けないといけない。
家族に悲しい思いをさせたらいけない、生きる理由はないと思えても、死んでいい理由
にはならない。そういうことをぐるぐるぐるぐる思い出して、確認して正常を取り戻す。
それがメンタルケアというか、メンタルコントロールというか。
自分なりの「挫折しない方法」なのかもしれない。信念が弱いからうまくいかない。
上手くいく人というのは心が折れたときにリカバリできるような「すぐ取り出せる信念」を持ってる。
そしてその信念が半端なく強い。それに信念を強くする努力も欠かしてない。常に確認して
確認することでまた強まる。そういう流れができてるからチャレンジする→成功するっていう
サイクルができあがってるんだと思う。