痩せたらきっともてるだろうし
痩せたら就活もうまくいくだろうし
痩せたらかわいい服も似合うだろうし
痩せたら毎日楽しいだろうし
痩せたらもっと幸せになれるはず・・・

そんなふうに思ってる時期が私にも確かにありました。
でもはっきり言うとそれは幻想です。

妄想です。

あなたが今太っているとして
太っていることに不満があるとして
何とかして痩せたいと思っている。

なぜなら痩せるときっと何かいいことがあるから
きっと今とは違ったことが起きるだろうから

そんな心もちでいるんじゃないでしょうか?

でもね世の中を見てくださいよ。

太ってても人生を謳歌しているような人がいます。

太っててもバリバリに出世して成功してる人もいます。

太ってても愛する夫と子供に囲まれて
ザ・幸せの風景の中にいる人もいます。

太っててもおしゃれに熱心で
ファッションを楽しんでいる人もいます。

太ってても毎日幸せだなあって感じて過ごしてる人もいます。

 

 

太ってることが悩みであるあなた。
そんなあなたには太ってることがすべての不満の原因であるかのように
感じてしまうかもしれません。

でも太ってるということ。これが悩みでもなんでもない。
ただのスペックだと認識してるような人。
そんな人にとっては全然お門違いな話になってくるわけです。

太ってることはただの言い訳でしかないということです。

わかりますか?

 

太ってても痩せてても魅力ある人はモテる

太ってても痩せてても実力さえあれば
就職試験に受かる人は受かる

太ってても痩せててもセンスのある人はおしゃれに見える

太ってても痩せてても毎日は考え方次第で楽しくなる

太ってても痩せてても幸せに感じるかどうかは関係ない

 

こういう本質的なことを忘れてしまうんですよね。
デブ歴が長いと特にね。
もうすべてがデブのせいって思ってしまう。

たとえば実際の就職試験を考えてみましょう。

同じ実力の人間がいた場合

デブより痩せてる人のほう
ブスより美人のほう

が試験に受かりやすいっていうことはありますよ。

そりゃあ人事も人間だもの。
好感度が高いほうがいいに決まってます。
容姿がいいほうが場を華やかにできます。

そう、華やかにできる能力。

やっぱり能力の差なんですよね。顔も体形も。

理不尽な差別ではなく、潜在的な能力の差となって見られるんですよ、この社会ではね。
外見も一種の能力として評価されるのがこの社会です。

デブはそこんとこわかってない。
わかろうとしていない。

 

生まれつきこういう顔だから。
太りやすい体質だから。
骨格が華奢じゃないから。

 

言い訳だけは得意なんです。

痩せたら何もかもがうまくいくだろうというのはただの思い込みです。
そしてそれはあなた自身に対する甘えの上に成り立っている思考です。

 

外見も能力のうち

 

これを理解している女子は何してるでしょうか?

必死に自分を磨いてますよね。

どうにかこうにか綺麗に素敵に見えるように努力をしてる。
能力をあげようと自分なりに努力をしている。

 

そういう女子を馬鹿にしてませんでしたか?

 

太らないように
スタイルがよく見えるように
女性として恥ずかしくないように

 

好きで努力してるわけじゃないかもしれない。
でも努力すらしない人より100倍マシでしょう。
現状にあぐらをかいてなんかいないんです。

痩せたら人生もっとうまくいくのにって思ってるうちは
きっと何も変わらないでしょう。

体型がちょっと変わったぐらいで何が変わるんでしょう。

 

逆です、逆。

 

あなたの考え方、思考が変わることで体型が変わる。
この順序なんです。

自分の今の生活、人生はすべて自分に責任がある
不満の原因は体型のせいじゃなくて自分自身のせいなんだ

ということが腑に落ちて理解できたとき、はじめて体型が変わる準備が
整うということです。この準備が抜け落ちたらたとえ体型が変わり
痩せたとしてもいつか必ずリバウンドします。

なぜなら今の状況が変化したとき、あなたの思考が変わっていなければまた元の
食生活に戻ることは避けられないからです。
それぐらいあなたが今まで培ってきた食生活というのは強固で盤石なものなんです。

でもその食生活を支える元となる思考、それから変えれば
案外すんなりいくんです。

動物愛護の精神が芽生えてビーガンになった

っていう人いますよね。そういう自己の哲学や宗教観みたいな思考のど真ん中に
衝撃が走れば、行動つまり食生活なんてアッという間に変えられるんですよね。

だから思考なんですよ。
ダイエットで大事なのは思考です。

ダイエットという名の新興宗教にハマってください(笑)
アッという間に望み通りの体型になれますから!!