クロワッサンのネーミングにいつもハッとする。片付けについてはかなり常識的な特集が多いので安心して見れる。この手の特集は毎年2回は見かけますね。そのたびに買ってる私もなんなんだ(笑)まあ趣味なので。人んちの片付けってカタルシス。。

思考改革からはじまる石阪さんのメソッドは期待通り。今回の中で特によかったのはカラーページじゃないところに載ってたページであまりに捨てすぎて、居心地悪くなって体調崩したって人の事例。わかるーー(笑)あまりにも物がないと中身がない人に見えるって書いてあった。やっぱそういうところあるよね、どうしても。。あまりに捨てすぎて結果的に太ったっていうのも書いてあったな。たぶんイライラするとか落ち着かないっていう精神状態が根本の原因でしょうね。

同じマガジンハウスの&premiumもあまり捨てをよしとはしていないし減らすことを極めるというより一貫性をもってはどうか勧めてる。紹介されてる事例にも

究極は目指さず、興味の幅に制限を設けない。

欲しいものも、やりたいことも時代や経験値
によって変わっていくのは当然

今の関心事が以前と変わっても、飽きたからと
手放したりはしない

だからこの十数年は断捨離もしていません(笑)

衣食住を通して全体の質のレベルを一定以上に
揃えることはけっこう意識しています。

希少や有名といった感覚の価値よりも、質そのもの
を見極めることを大切にしています。

質のレベルを揃え、時間を蓄積。
好きなものが変わったとしても、過去のものを否定
せずに受け入れて構築する。それがこの家の秩序で
あり、スタイルになっている。

捨てて来た人間としては、やっぱり捨てたくなるものって質が低いものに多いんですよね。素材はもちろん機能的だけのものも、見てときめかないから捨てられる運命にある。そう考えると自分にとって質がいいもの、心に響くものであれば、長く愛用できるんだと思う。あとはいつか捨てるかもしれないって考えつつ生活したり購買活動をしていると、興味の幅が狭まるのがよくない。

たとえば〇〇を趣味で始めてみようと思っても、物が増えるからやめておこうってなる。それだとつまらない。結局好奇心や興味の幅が狭いと人間性って豊かになりようがないですよね。時代は変わりながらどんどん新しいものが生まれてるのにそのほとんどを自分の範疇に取り入れずに簡素に生きるっていうのはなんかもったいないし、貧しい。非寛容っていうか。美しくないし人生おもしろくなさそう。