今までの経験から言うと、快便の時期とまったく同じ食事と
運動を繰り返していても、私の場合、生理前1週間から必ず
便秘がちになります。
どんなに運動してもどんなにきっちり食事してもどんなに
ストレス解消が上手くいったとしてもです。

ピルを飲んでホルモンを調整してるから余計にそうなのかも
しれませんが、その生理前1週間を過ぎて月経期に入ると
あっさりと快便に戻ります。
それだけホルモンの影響が大きいってことなんですね。
しかも月経期にイライラしてるせいで便秘になりそうな食事を
したとしてもちゃんと快便なんです。

だから生理前1週間に便秘解消にあれこれ精を出すのはやめています。
きちんとした食事と睡眠と運動とメンタルケアなどの最低限やってる
基本的なことはやるけれど、便が出ないからってもう無視することに
しています。だってやっても無駄なんです。毎日出ない。(笑)
だから今週は捨てて「まあ来週になればすんなり出るから」って構えてる。

それができるようになったのも、やっぱり自分の食事と生活に絶対の
自信がついてきたからでもあります。ちゃんとやってるという自負が
あるから。
オメガ3とって食物繊維とって、ビタミンミネラル忘れずに
タンパク質、プロテイン、炭水化物、リズム運動のための咀嚼に
ウォーキング、白湯、交感・副交感神経の意識、腸を刺激するマッサージに
スクワットに筋トレ・・・。
これだけ毎日当たり前にやってて出ないということはもうしょうがないって
思えるまでになりました。

やっぱり数年前まではどっか甘えがあって出来てないところが多かった。
だから心のどこかで「あれをちゃんとやってないせいで・・・」みたいな部分が
あった。でも今はない。今やれることはすべてやってる。
それで出ないのはもう体質に起因するものでしか説明できないように思います。
腸内細菌の組成は母親のものを95%ぐらいの確率で受け継ぐようです。だから
遺伝的なものは大きい。そうなると対処法的にできることは限られてくるのかな
と思います。

時々、便秘が治らないと痩せないとかそういう文章を見かけることがあって
自分も長いことそう思っていたんですが、要治療レベルの重度の便秘は別にして
多少の便秘はやはりしょうがない部分があるのかなと最近思いますね。
特に女性は男性より便秘になりやすいですし、ホルモンの影響を受けるものなので。

【持って生まれた性質】というものを無視してハードにダイエットやってる人が
たくさんいますが、それで本当に大丈夫?って思いますね。
食べるの好きなのにめちゃくちゃ食事を制限したり、白米が大好きなのに玄米に
変えて絶対食べないって決意したり、甘いものが好きなのに全カットしたり
運動嫌いなのに、毎日わざわざ走ったり。

毎日の生活に疲れて、そのストレスで太った人が多いはずなのに何でわざわざ
辛いこと増やすんだろう。Ⅿなの?(笑)それならいいけど、やっぱり自分に
期待しすぎているというか、自分の器を見誤ってるというか。

勉強とか試験とかスポーツとか努力すればある程度上手になるようなものとは
違って、ダイエットって「体質」が大きく影響するし、人間的な成熟の差もある。

努力してもどうにもならない結婚とか妊娠とかと同じ。自分の力が及ばないところ
の影響も無視できないし、タイミングもあれば本人の体質もある。
だからみんなと同じように努力すれば私も同じように痩せられるっていうのは
違うと思う。人それぞれ。人それぞれに合った体型があり、体重があり、体脂肪が
ある。もちろん一定の基準はあるにせよ、同じ身長のあの子が45キロだからって
あなたも同じ45キロでいいとは言い切れない。骨格の差、筋肉量の差、内臓の
大きさ、血液量、水分量、そういうことが影響すれば2,3キロ変わってもおかしくない。

日本人はファッションからしてそうだけど同質性を重んじる国。だから体型もそれに
倣ってみんな同じようなモデル体型をよしとする風潮が強い。よく対比されるアメリカ
なんてみんな違う体型、違うファッション、違う価値観を持ってる。
だからアメリカ礼賛ってわけじゃないけれど、やっぱり引いてみると日本人女性って
同じに見える。みーんな同じ。つまらない。だからみんな同じような方法で痩せようと
躍起になって自分が見えなくなる。その繰り返し。日本で流行るダイエットはみんな
一斉にはじめてみんな一斉に挫折する。それが空気読めて正しいみたいな世の中。気持ち悪い。