身体を引き締めたいって思ってる人がAYAさんに憧れて筋トレやるのはすごくいいと思います。モチベーション維持になる。私も近々本格的に鍛えるつもりなのでぜひ参考にしたいと思っています。

でも痩せてゆくゆくは鍛えたいと思ってる段階の人には逆に遠回りになるんですよね。

ああいう体は食事あってこその身体です。ハードなトレーニングだけで食事は自由だとあそこまではなりません。
でも下手に真似してる人はトレーニングだけハードで食事はテキトー。運動はやればやるほど中毒になるけど長期的には続かない。疲れてる日→トレーニングサボるとかやってるとあっという間に筋肉は落ちます。そこで食事の土台がなかったらリバウンドくるでしょう。

運動やればやるほどお腹はすくし、そこでまともな食事を摂るという強い意志なんてほとんどの人はないんじゃないでしょうか。AYAさんの食事、インスタとかで見てみてください。すごいですよ。きっちりやってらっしゃる。あれをデブが真似できるかって話ですよ。デブまでいってしまうほど精神的にも肉体的にも怠惰な人が。ハードル高。
しかしああいう食事してたら何だか「筋肉のエサ」を食べてるだけのような気がするし(笑)仕事にして稼いでるAYAさんは別にしてやっぱり一般人はほどほどの食事が継続の鍵だと思うんですけどね。

ぶっちゃけ、減量はつらい。食事改善が。空腹どうこうでつらいんじゃなくてお金かかるし、栄養バランス考えて頭使うし、買い出しも面倒だし働く主婦にとればかなり大変です。

逆に鍛えるのは楽しい。運動するのはデブにとって最初つらいけどハイになる効果はあるから身体が軽くなって動きやすくなれば俄然楽しくなる。中毒状態になるように脳からホルモンでるわけですから。

痩せなきゃいけない段階で鍛えるのはやっぱり食事から逃げてるのと同じです。運動すればもっと量が食べられるとかどっかで思っちゃうし。食事改善が甘くても運動が多少相殺してくれるしって。確かに理論的に相殺してくれるかもしれない。だけどそういう意識が少しでもある限りは食事をちゃんと改善できる日はこない気がしますね。

ダイエットの必要がある人の中でも鍛えたいって思ってる人、けっこういます。ダイエットなんかより、まずは楽しく鍛えて最終的には体重も体脂肪も減って一石二鳥じゃないって。おそらく20代だと流行りにのってできる気がするし。

それが一生できればいいんですけど、ハードな運動をばーさんになってまでできる人ってほとんどいないですよね。20代なら結婚出産子育てがあるだろうし、ライフスタイルが変わってしまう機会がしばらくは続くわけですよ。その中で運動する時間ってあるんでしょうか。

それに運動したって栄養バランスが悪ければ将来病気になる可能性もほとんど減らないわけです。健康に生きていきたいなら食事をちゃんとするってもはや当たり前の時代になってきたように思います。高齢者だけじゃなくて若者も。だからやっぱり早いに越したことはないんですよ。年取って頑固になってこんな食事したくないって駄々こねるオバさんになる前にまともな食事を体得したほうが将来のためだし、食事が普通の人よりかは見た目も綺麗でいれる。それこそが一生ものの財産になると思うんですけどね。