暮らしやすい家は、ゆとりの時間や明日への活力を生み出し、人生を確実に豊かにしてくれます。
自分の家をセンスのいい空間にしたいと思うなら、意識的にいいインテリアをたくさん見たり、
体験することが大切です。なぜならたいていの人の想像力は、本や、実際に見た空間が元に
なっているからです。それらを蓄積することができれば、自分の中にインテリアのアイデアが
生まれるようになり、どんどんセンスはよくなります。美意識は長い間の積み重ねで生まれます。センスを身に付けるにはいい空間を
たくさん見て、そしてそれがなぜいいかを、自分の中で意識していくことが大切です。
すごく実用的なのにセンスがよいインテリア誌。主婦向け雑誌のインテリア特集なんか見ても
センスなんかよくならないので見ない方がマシです。ダサい空間をいくら整理整頓しても
物を減らしてスッキリさせてもそこに洗練さはないっていう。インテリアは海外のスナップを
見るのが一番だと思ってるんですが、日本らしくいくならこの本ぐらいのレベルのセンスは
ないと「美しい」とは言えないと思う。本屋のインテリアのところにあるのって大体ダサい
のが多いけどこれはいいです。水越さんってNHKとか出ててけっこう有名な方です。
でも私はもっと海外のアンティークとかクラシックな感じが好みなので私的にはこれ推し。
これは余談ですがインテリア系の雑誌って2000円近くなると「お!」って思うのが多いんですよね。
写真がきれいだからか、1000円前後のインテリア誌ってやっぱり写真が小さくてセンスない(笑)。
エッセとかサンキュの収納特集とか絶対見ないです。表紙も避けるぐらい(笑)
プロの音楽家がAKBとかジャニーズの下手な歌聞くと耳に悪いから聞かないのと同じで
ダサい部屋の写真とかゴミゴミした内部の収納とか見せられると美意識が下がる気がします。
日頃から何を情報源とするのかってすっごく大事です。節約主婦ブロガーとか寄せ集めの
貧乏ライターが書いたアドセンスブログの文章をいつも読んでるとか、素人イラストレーターや
素人デザインのものに囲まれて過ごしてるとか。
水越さんがおっしゃる通りで、そういう些細な積み重ねがセンスを作るんですよね。。
だからいつも海外から入ってきたようなお洒落なショップの店構えなんか普段から一切見ずに
田舎の見慣れたモールや100均やコンビニやファミレスやツタヤ(レンタルの方ね)やココイチ
みたいな外観ばっかり見て生きてたらセンスなんてもんは一生磨かれません。
この点では絶対都会在住の方が有利です。毎日青山行ってるような人と田舎で暮らしてる人じゃ
センスの差ができるのは当たり前ですね。
田舎住ならせめて本でセンスを高めたいところ・・・。
しかも安い本じゃダメなんだな。センス磨くのも金がかかるんですね、当たり前だけど。