小沢健二

私はオザケンが大大大好きです。超絶大ファンです。好きな歌手をひとり挙げろと言われれば現実世界では抵抗があるので言いませんけどオンラインではオザケン一筋20年!!と言っちゃうぐらい好きです。オザケン好きはどうやら多くの人に受け入れてはもらえず、私も今までさんざん

あんなのどこがいいの?

って言われて馬鹿にされてきました。でもオザケンのファンは濃いですよね。最近活動再開してMステに出てたシーンで多くのファンが泣きました。それぐらい濃いファンがいっぱいです。そして20年経ってもファンが変わらないのもオザケンの特徴です。彼は中毒性があるのです。

そう、歌が下手にも関わらず。(笑)

Mステみて一番に思いました。大ファンである私がです。

相変わらず歌下手だな・・・。

決してけなしてるわけではないのです。オザケンの真の魅力というものは

下手なのに伝わってくる歌

にあるんです。歌というとか厳密には歌詞とメロディーですね。アレンジがすごいのです、彼は。そして心に残るキャッチーなサウンド作りが上手い。そして抜群に上手いのが

ファンが聴きたい曲、潜在的に聞きたいと思ってる曲

を届けてくれる点です。これがオザケンの勝利の法則です。オザケンは寡作ですが売れていた時から歌を出す順番というかファンが

次はバラードを聞きたいな

と思えばそんなバラードが届き、

次はラブリーみたいな曲を!

と思っていると元気になるオザケンらしいポップスが届く・・・。

さあ次はどんな曲で?と周りから期待されると

全然違うインストルメンタル・・・・みたいないい意味で予想を裏切るのもうまいです。オザケンの頭の良さっていうのはこういうところにも出てるんですよね。歌詞を見てもわかると思うんですが、新曲です、これ。

オザケンの魅力は一言でいえば技術的には歌が下手でありながら独特な声質。キャッチーなメロディーに難解な歌詞をのっけるというギャップ。要はブサカワです。人間は完全なものよりブサカワ的な不完全なものの方に魅力を感じるというあれです。YES!高須クリニックの院長も言ってましたね。完全なものに美しさとか魅力は感じないのです。
私がもし整形するなら絶対に高須クリニック行きます。アナと雪の女王で松たか子が歌った歌はヒットしてみんなの心に届いたのに〇イジェイでしたっけ?あの人が酷評されたのは

歌って上手さだけじゃだめ

ってことです。小〇ゆきとかも典型ですけど歌うまいだけじゃ人の心って動きません。テクニックに走ってるような歌い方を好む人って大方そんな感じですよね。見てくださいよ、オザケンのまっすぐな歌い方。変なテクニックゼロ。聞いてて恥ずかしくなるでしょ(笑)50近くなってああいうポップな歌うたえるってすごくないですか。普通の50代まず無理でしょ。そんなところが王子なんですよ。世間からずれているのです。そこが魅力なんです。

でもオザケンもいつまでもスターでいられなかったから海外に出たって言ってましたがやっぱり枯渇するんですよね。アイデアって。アイデアは移動距離に比例するって言いますけど宇多田ヒカルも休業して海外行って充電してました。オザケンはいわゆる発展途上国を転々としていたみたいですが、その経験があったからこそまた日本に戻ってああいう

オザケンファンがいま聴きたい曲

をずぼっと届けることができるのかなって思いますね。天才だよなー。タモリさんと話が合うのも分かる気がする・・・。ちなみにと言ってはなんですが、私が人生で死ぬまでに会いたい有名人の一人がオザケンであります。
もちろんライブでとかではなく、ある程度「対面」するという意味です。ノートに書いてます、野望を(笑)