20代の頃よりかはだいぶマシになりましたけど、最近はまた違った妬み嫉みが出てきたなあと
感じることが多いです。なんなんでしょう、これは。ものすごいストレスになってる。
隣の芝生は永遠に青いと言いますけど、自分が満たされてないという証拠なんでしょう。

お金とか容姿とか環境とかそういうものを羨むことはないけれど、他人の「考え方」「価値観」が
めちゃくちゃ羨ましくなることがあります。なんで自分はそんな風に考えることができないんだろう、
なんでみんなと同じように感じることができないんだろう、なんでなんでなんで・・・・。
要ははみ出し者の末路。一般社会、ママ社会に適応できない人間はそれなりに苦しむんでしょうね。
すごいなーって人を知って、この人みたいになんで自分はできないんだろうとか、もう〇年も頑張ってるのに
私何やってるんだろうとか、果たして私は頑張ってるんだろうかとか。自分の不甲斐なさとか根性のなさとか
そういうダメな点もろもろが次から次へと出てくるんですね。人と比べたことないとか内田彩仍さんが
言ってましたけど本当ですかね。嘘じゃないのって思います(笑)自分で気づいてないだけで絶対
どっかで比べてるんだと思いますよ。だって人ってそもそも社会的な動物ですよ。特に女性なんて
社会の中では弱者で守られて生かされる存在ですよ。そんな立場で人と比べないで生きるなんてできるわけがない。

嫉妬心とか羨望はそもそも自分にとってはエネルギーの元になってきました。
お金持ちを見て自分も頑張って働くぞ!とかきれいな人を見て私も女磨きがんばるぞ!とか
特に10代~20代はそれをバネに頑張ってきた感があります。
たぶんあなたもそういう時期があったと思います。

でも歳を重ねるにつれて、自分の限界が見えるからなのか、嫉妬とか羨望が卑屈や皮肉や嫌味の元になってく。
その感情を自分では処理できないから他人にぶつけていく。マウンティングとかもそうですよね。

若い時はお金もちを羨ましいって思ったし、きれいな女優さん見て溜息ついたりしてました。
でも今はお金持ってる人がうらやましいならもっと働いて稼げばいいじゃんって思うし
痩せててきれいな人を見れば自分をそれに近づくように頑張ればいいじゃんって思う。
それをやらないってことは大して望んでないってことがわかってきました。
例えばお金欲しいけど働きたくないとかって思ってる人ははっきり言ってしまえば大してお金は欲しくないんです。
そもそもめちゃくちゃお金を必要としてたらそんなこと考えずに働いてます。
痩せたいけど食べたいって言ってる人はそもそもそんなに痩せたいとは思ってないんです。
「食べたい」が優先してるんです。そりゃあそうです。食欲は本能的な欲求ですから。痩せたい欲求なんてチンケです。

でも自分の頭の中を変えるのってすごく難しい。
なぜ自分は痩せないといけないのかっていう理由を私に言えますか?
あなた自身で完全に納得いく理由を考えるのって難しいと思いませんか?
太ってるときれいじゃないから?太ってるとおしゃれに見えないから?
それが食べない理由になりますか?ってことですよね。絶対ならないですよ。弱いですもん。

外見って変えるの簡単ですよ。服変えて髪変えて体鍛えたらそれだけで変わります。
でも内面は。個人的には結局負のループにはまって何の解決策も出ずにストレスたまってオワリみたいな。

ストレスって形を変えて一生受けるものですね。その都度受け流すためにはもうスキルしかない。
自分でストレスを受け流す技術。これを一生かけて身に着けていくしかない。
満たされないストレスは自分の行動次第で何とかなる。大人になればなんとかなる。
でも気持ちの折り合いをつけるスキルは私はまだ完璧じゃない。悶々としてしまう。
たぶんこういう悶々とした気持ちを切り替えられないと更年期うつみたいな症状に発展してくんでしょう。
寒くなるとこういう変な悩みが出てくるんですよね。もう今年も終わるな、今年私は何かできたのか?
何か成長したのか?何かできるようになったって胸を張れるか?みたいな・・・。
あなたは今年もダイエットに励んだわけですけどどうですか?納得いく結果が出てますか?
今年も痩せられなかった・・・とか嘆いてますか?どうですか?つらいですね。
生きるのってほんとつらい。時々これからの人生楽しいことなんてほとんどないような気がしちゃうんですよね。