昨日はお昼にカレーライスを食べて、夜にラーメン餃子セットを食べました。
ごくたまにこういうイケナイ食事をすることがあります。
罪悪感というか「懐かしい」感じで食べるんですがなんせそのあとがつらい。
量は飲食店で出される標準量なのに糖と脂が多いせいで食べた後の倦怠感が
すごい。眠い。とにかく眠い。最近は睡眠の質を上げるのに気をつけているので
日中の眠気はほとんどないんですが嵐のように襲ってきました。
昼間は仕事にならずソファーでゴロゴロするはめに。。
それに懲りずに誘われて夜にラーメン。うまい。久しぶりのラーメン。
あっという間に間食して「まあこんなに幸せなんだから多少の羽目外し
もいっか」なんて思いながら帰宅。しばらくしてお風呂に入ろうとしたら
身体が動きません。強烈な眠気が襲ってきました。だるい。体が横になりたい
と言っている(笑)とてもお風呂に入れる状況じゃないのでソファーでごろ寝して
あやうくうたた寝をするところでした。。
お風呂でも胃の中に残ったもののせいか何となく気持ち悪く
「ああやっぱりよくなかったねー」と思いながら眠気が来たので就寝。
いつもの時間にいつも通りスムーズに入眠。
夜中に目を覚ますこともなく。
そしていつも通りの時間に早起きする予定でした。
が、起きられない!
いつもならマッハでスッキリ起きれるはずがどーしても眠い。
なんかおかしい・・・でも眠すぎる!!と眠気に勝てず二度寝。
結局1時間いつもより寝てしまい、しかも眠気がとれないまま起床しました。
いつもなら寝すぎの時間です。
最近はこういうことなかったのですっかり忘れてたんですが
なーんも意識せずにカレーとラーメンみたいな食事摂ると寝ても寝ても
眠いんですよね。何となくだるさ眠気疲れはとれてないしで。
それが普通だと「疲れがたまってるのかな」って気づかないんですけど
意識して糖質をカットしたり悪い脂を極力控えて真面目にやってると
隠れた悪魔に反応できる。反応できる体が出来上がるわけです。
すごく不便というか不都合な体になってしまったと言えばそうなんですが
やっぱり体に悪い食べ物なんだな・・・ということが腹落ちレベルでわかるという
ことは大事かもしれない。そこで本当に
こんな食事やめよう。
って思えるからですね。やっぱり人間はどうしても食欲の方が勝つので
何かがないと変えられません。それこそ痩せたいだけの理由で食事を
変えられる人っていないと思いますよ。
変な食事を長年続けて中年になってどーにもこーにも毎日体調が悪くて
なんとかしたいって人が整体とか鍼灸とか痩身エステとかジムとかに
頼って通うけど結局その場限りの効果でやっぱり根本の生活習慣を変えないと
いけないんじゃないかって気づいてそこでやっと食事を変えることに
考えがいって改善しだす・・・みたいな段階まで行かないとなかなか変わりませんね。
自分の健康がかかってると人は本気出せます。だって死にたくないから。これって
中年の真実です。私も早死にしたくないからやってるところは大いにある。
健康じゃないと今みたいにどこにも行けないし何にもできないと思えるから頑張れる。
病気を経験したあとの人はまた違う心持なんでしょうが、少なくとも今の自分から
病気になった自分を考えると「人生の選択肢」が減るのでそれは避けたい。
いくら日常で「正しい食事」のストレスが多少あったとしても、将来の健康体を確保しておきたい。
食事を変えられない人っていうのは将来の自分像みたいなものが想像できていないです。
ぼんやりとしか。今の食生活を変えることがどんな自分につながっているのか具体的に見えてない。
現代人って昔に比べて
「イメージする力」
「自分の気持ちを言葉にする力」
が極端に弱いんだそうです。そういう必要性が日常生活でなくなったから
そういう力は現代ではあまり重要視されないからですね。
PCさえあればできる仕事が増えて人と人とのコミュニケーションの機会も減り
マニュアル通りにやることが求められてきたから。
そこに創造性とか自分の意志とかは邪魔なんです。だからそういう力は退化していったんじゃないか
っていうのが心理カウンセリング界隈では言われているそうですよ。
昔は精神科に患者が来て
「職場の人間関係で悩んでいて時々どうしようもなくイライラするんです」
って訴えてた人が多かったのに今は
「なんかモヤモヤしてしょっちゅうイライラするんです。なんでかわからないけど
時々頭がおかしくなりそうになります」
って訴える人ばかりになった。自分で自分の感情を表現できないんです。
何が自分をイライラさせてるのかが分からない。それが現代人なんだそう。
これは一理あると思います。
受講生とメールを交わしていても最初は
「仕事のストレスで太った」
みたいなことを言ってるのによくよく時間をかけて話を聞いていくと
母親との関係が原因だった
とかはよくある話です。まさか母親との確執がストレスの発端なんてこと
思いもつかなかったみたいなんですね。でもそれだけ人間は自分で
自分のことってよくわかってない。だからこそ「自分」を知る努力をしないといけない。
何かを食べ過ぎたときの自分の体の反応を知ることもそうだし
食事を考える場合でもどこまでの我慢なら許せて、どこが譲れないかとか
自分は特にこれが上手にできるけど、こういう状況だとついタガが外れるとか。
そういう判断基準っていうのは今までの人生経験で培ってくるものです。
やっぱりいろんな経験をしてないと判断しようがない。20代からお金コツコツ
貯めてどこにも行かず趣味も持たずただ仕事だけしてるようだとそういう経験とか
センスとかまったく積めてません。こういう人ってすっごく多い。
その損失はその後の人生でどれだけの損失か。
若いときの時間って戻ってこない。これ痛いですよ、かなり。
若いときは分からないですけど。
いろんなもの食べていろんな人と食べていろんな情報を頭に詰め込んで
はじめて正しい食事改善ができます。そうじゃないと極端に走って失敗します。
ボーダーが自分の中でないからです。自分をよく知らない人は経験が足りません。
人生でのいろんな経験、特に食事体験があなたのダイエットを結局助けてくれるんです。