これは「誰でもできる簡単なこと」だからです。
節約とか貯金とか馬鹿でもできます。何も考えなくてもできるし多少の知識も
ネットでググればすぐに手に入る。
勧めたほうも勧められた方も害があるわけじゃない。だからテレビでも雑誌でも
なんでも「とにかくやった方がいいよ!」ってすすめるわけです。

節約とか貯金とかして「稼げない自分」のままで歳をとったとして貯蓄をゆるがす大きな出費があったら
あたふたするしかない。さらに切り詰めるしかない。節約とか貯金ってただ前を向いていないだけで
根本的な解決には実際なってないんですよね。保守的というか。

基本的に世の中で多くの人が勧めてることとか、みんなやってることっていうのは
「誰でもできるからそこにのっかる人たち」が多いから市民権を得るというか。
逆に貯金とか節約やめて、借金して事業おこせ!とかすすめても絶対流行らないでしょう。
何より誰でもできることじゃないし、リスクありまくりだし、失敗したら責められるかもしれないじゃないですか。
「あなたの言う通りにやったら破産しました。どう責任をとってくれるんですか?」みたいなの絶対出てくるじゃないですか。
だから両方がリスクとらずに簡単にできて、かつ即効性が感じられる(けど実は根本的な解決法とは程遠い)
ものにみんな群がるんです。さもそれがとってもいい事のように。
めっちゃ稼いでて人生大満足!毎月勝手にお金が余るなら蓄財に励んでもいいと思いますけど
今の生活を切り詰め切り詰め、現状の自分に不満なまま人生送っても何より楽しくないですよね。
何のために生きてるんだろう・・・ってなりません?