私は両親と価値観がほとんど合わないのであまり普段から深い話もしないし相談するとか
とりとめもなく会話するということがまったくないんです。いちいち気に障ることを言ってくる
ような人たちなので絡まない方がいいというか。まあ合わないんです、一言でいうと。
で、お盆と正月はどうしても帰省して長時間実家に滞在(って言っても家からすぐなんですけどw)
しなければいけません。案の定今年も要らぬことや嫌味なことをいろいろ言われましたね。
思い出しても腹が立ちます(笑)
親にとっては子どもはおそらくいつまでも10代ぐらいで止まってるんですよね。
自分たちが一番手をかけて育てた記憶がわずかにある時代で止まってるんです。
だから高校時代の私を今でも私と思ってるし、親の考えを鵜呑みにして従う娘が
私だと思ってるんです。どう見ても。でもこっちは違う。10代の私は今の私の中に
ほとんど残ってないし、20代の私とも全然違うんです。価値観も何もかも。
特に私は仕事やお金に対する価値観を180度変えてきたので、サラリーマン専業主婦で
コツコツローン払って貯金信仰してる両親とは全然真逆の人生を送ってるわけです。
実際に親戚の同年代の女性が自営業してるっていう話が出たときに父が言ったのは
「おまえは事業やることを思いつきもしないだろうし、やる根性もないだろう」
みたいに言ってきたんですよね。
いやもうとっくに起業してますけど(笑)
夫以外には事業してること内緒にしてるんですよ、いろいろ面倒なので。
仕事を明かしてないと人の本性が垣間見れるんですよね、おもしろいことに。
パートかなんかやってるって思い込んでる人の上から目線とか「ああ仕事で人を判断して
見下す人なんだな」っていうのがよくわかるんです。だからいい人はすぐわかる(笑)
親の意地の悪さもよくわかる。
親って何だかんだ自分の思い通りに子どもには生きてほしいって思うんでしょうね。
私がちょっとでも自営業を認めるような発言をするとすぐ食ってかかってきますよ。
「事業なんていつ潰れるかわからないのに。大企業サラリーマンが一番いいんだ」
昭和の価値観ですね。時代遅れっていうのがもうわかんないんです、老害だから。
両親は常に私の反面教師なので、年取ってどう生きるかってすごく考えさせられます。
年金生活ってやっぱ卑屈になるんだなとか。報酬のない仕事じゃダメなんだなとか。
親が社会について子どもに教えられることなんてないですね。仕事だろうが生き方だろうが
親の時代の価値観で洗脳すると子どもが可哀そうです。人間性とかマナーとか教養とか
そういうものは教えないといけないですけど、仕事は無理ですよ。時代が違う。
時代の変わるスピードが違いますから。