しくじり先生って番組を見ました。
知ってます?しくじり先生。
ちょっと前オリラジのあっちゃんの回が秀逸だって話題になってたので気になっていたんですが
やっと見ることができました。あっちゃんって頭いいですよね。こういう人好きです。
テーマは伊能忠敬です。
これは息子に見せるといいかもしんないと夜更かしOKにして一緒に見ました。
彼は地図を作りたくて、測量の旅に出たんじゃなくって、地球の大きさが知りたくて日本全国周りたかった。
だけどそんな理由じゃ関所で止められるから、どうしたかというと
幕府が地図を欲しがってるって知って
地図作ってやるから、自由に通行許可出してよ
ってお願いして始めたっていう。
要は幕府を自分の夢の為に利用したっていうことらしい(笑)
彼はそもそも天文学者を志していたけど、一旦夢を脇に置いて
社会に求められるままに働いて村長になって、武士の身分ももらって
地位も名誉もあってお金も莫大に稼いで、ふと気づけば50歳。
普通だったら、そこで隠居して悠々自適に暮らすでしょう。
でも地位も名誉も捨てて、お金を息子に預けて、そっから測量の旅に出た。しかも20年。すげー。
地位も名誉もお金もあるに越したことはないけど
人生はそれじゃあ満足できないんですね。
夢を追う人生。50だろうと。
しかも結果的には国宝級の仕事を成し遂げて社会の役に立ってる。
後世まで語り継がれて。
30過ぎても夢をまだ追ってて、結局夢が叶わなかったらカッコ悪いから夢を諦める。
日本の「普通」はそんな感じだと思います。まして女なら30までに結婚とか出産とか
したいって思うだろうし、いつの間にか夢が「お母さんになる事」にすり替わってたり(笑)
そうやって現実と折り合いをつけて、自己否定を避けながら
なんとか私の人生は大体うまくいってると思い込みながら、生きていくんですよね。
本当はもっと楽な暮らしがしたい、お金もたくさん欲しい、いろんな所へ行きたい
余裕ある暮らしがしたい、自由になりたい…
そんな生活できるわけない
って一蹴して、夢なんて見ない。
毎日コツコツ働くのが美徳だと信じ込ませて
安定を求めて公務員や大企業の男と結婚する。それが一番安心安全。
って思えたらどんなによかったか(笑)
私の場合、「普通」がいいとはどうしても思えなくて寄り道しつつ
結局今でも夢を追っています。
結婚出産を経て多少まともに生きていますが
もし独身だったら相当の変人で外国にでも暮らしていたかもしれません。
大学の時に抱いた夢はまだ叶ってないんですよね
でもいつかは絶対叶うと信じてます。
家族や親や友人はだーれも叶うと信じてないけど自分だけはなぜか絶対に叶うと信じてる。
要は馬鹿なんですよね。
信じすぎる馬鹿。
受講生にも自分のダイエット成功を多少疑って取り組んでる人いっぱいいると思うんですよ。
でも多分受講生本人より私の方が成功できると信じてますよ。確実に。
どんなにネガティヴな要因があっても
ここで学んだ以上は絶対上手くいくって本当に信じてるんです。馬鹿でしょ。
それにしても
1人の偉人の人生をあんなにコンパクトに面白くまとめるなんてあっちゃん天才ですね。
最後はビジネスマンに響くような示唆ある言葉でまとめていてさすが!でしたね。