これは一言でいうと「怠け者」かどうかじゃないかって最近思うんですよね。
人生で一度もデブにならない人に会ったり、長年の付き合いだったりする人を
観察するたびにとにかくこの人たちは「怠ける」ことをしないなって感じます。

具体的に言えば、部屋の中でもとりあえず何かしている。じっとしていない。
じっとしているのが性に合わない。そういう人たち。いますよね、時々。
うちの夫もそうです。少しでもじっとしていない。隣にいるとこっちまで落ち着きません。

ちょっとあなた、少しはじっと座ってたら!

とか親戚の集まりの場で言われたりするタイプです(笑)
主婦の友達にもいますね、そういう人。とにかく日中はソファに座ったりしない。
常に手を動かしたり、ちょっと掃除したり、片付けしたり、ストレッチしたり
ダラーーっとできない人。そういう人はまず太らないですね。
テニスの伊達さんもそのタイプみたいですね。とにかくじーーっとテレビとか見れない。
常にながらストレッチとかやるそうです。そんな感じですよね、アスリートとかって。

私はとにかくお尻に根っこが生えてるとか言われるタイプです。
家が好きでなるべく外出したくない出不精でもある。
仕事では怠けないけどそれでもなるべく最小の力で最大限の効果を
発揮できるようにしたい。価値のある仕事をなるべく短時間で取り組んで
あとは人生を楽しみたい=つまりはゆっくりダラダラとしたい(笑)
みたいな常に【怠け】が前提にあるような人間です。

そこまではいかなくても、デブになっちゃうような人って
仕事や遊びは手抜きなく精力的にやったとしても
家ではゆっくりとしたい、時間さえあればゴロっとなりたくて
常に心の根底では

どうやって怠けるか
いかに省力的に行動するか
いかに無駄な力を使わずに生きるか

みたいな気持ちが無意識にあるような気がしますね。
どっちがいいとか悪いとかないと思いますけど。
おそらくデブにならないような人はせっかちで落ち着きがないとか言われるだろうし
逆にデブになりやすい人は、愚鈍、ダラ奥、ルーズとかの代名詞(笑)
でものんびりとしていてとっつきやすい、敵を作りにくい、優しげに見える
穏やかな人に思われる、せかせかしていないってほんわかなイメージを持たれる
っていういい面もありますよね。

そういう気質って言うのはなかなか変えられないので痩せたいけどデブになりやすい
気質を持ってる場合は、もうあとは心がけ、意識しかないですよね。
室内にこもりがちなら外出する機会を無理やり作るとか。
家にこもってる人は外で仕事するとか。何か習慣を無理やりでも作るといいですよね。

私も休日はなるべく家にいたい派ですけど、夫や子どもに用事をいれてもらって
よっこいしょって外出するタイプです。そうじゃないと出ない(笑)
外に引きずり出してくれる人を友人や家族に持つのが一番いいかもしれないですね。
私の周りはデベソ人間ばかりですから。だから合うのかもしれない。
インドア派の人はアウトドア派の人に外に出してもらう。アウトドア派の人の
一日の過ごし方とか聞いて参考にしてみるとか。

そういえば大学時代はそういうのけっこう見聞きしましたけど
周りがみんな一日中出ずっぱりで、毎週予定がいっぱいで精力的に活動してるのに衝撃を受けましたね。
私は当時から一日1イベントみたいなマイルールがあったんですよね。
例えばその日に映画を見るイベントがあったら、ほかの用事は入れないとか。
入れるとしたら食事ぐらいで。デートも映画見るならショッピングはしないとか。
疲れるじゃないですか、どっちも見るのに集中するので。どっと疲れるのが嫌で一日1イベントが限界(笑)
今でもわりとそのルールは続いていて、でも子どもがいると朝からイベントだらけってことが多いので
まあ疲れます。機嫌悪くなります(笑)
だからやっぱりデブ気質のキャパシティというのがあるのでほどほどに、ストレスにならない程度に
アクティブに生活するぐらいがちょうどいいのかもしれないと思います。
中庸ってよく言いますけど、極端が一番よくない。あなたのどこかが極端だからデブになったんですから
それをちょっと戻してやる。それぐらいの気持ちでダイエットやるのがいいんじゃないでしょうか。