ダイエットに何度も挫折する人って、人生をダイエットの奴隷にしちゃってんるんですよね。
何を決めるにもダイエット基準というか。例えば食べ放題に誘われてもダイエット中だから
行かないとかせっかくお土産に買ってきてくれたのにケーキ食べないとか。
そういう「特別」もダメにしちゃってあとあとになってストレスがたまりまくって挫折。
人生における食べる楽しみを全部なしにしないと痩せないと思ってるところがまず間違ってる。
ダイエットって一生続くわけですけどそれでも割合としては人生のほんの一部であるべきで
ダイエットしてても食べることは楽しむべきだし逆に楽しまないとうまくいかない。
食べ放題だって行っていいし、好きな物もちょっと回数を減らしたり量を減らして
「デブ並」を「人並」に変えるだけでいいんですよね。これ食べたら太るから・・・とか
そういう罪悪感なんて食事にもつべきじゃない。持ってる人ほどダイエットうまくいかなくなってる印象。
ダイエットの失敗を長期間繰り返してる人ってとにかく食べることがイコール悪になってますよね。
食べる=栄養補給とか、食べる=体が喜ぶっていう感覚をまったくもってない。
こどもと一緒にご飯食べるとたまにハッとする時あるんです。
あ~味噌汁のダシがおいしい~
この味が染みた豆腐うま~
ってなんでもない料理をほんとーに美味しそうに食べるんですよ。
そんなときこどもの味覚はまだ正直だなあって安心するんですよね。
毎日忙しくて食べ物のカロリーとか栄養とか考えるとなかなか
あ~これ美味しいな~
ってじんわり味わう時間ってないと思うんですよね、特に減量中は。
これ食べて大丈夫かな?
これは栄養バランス的にいいよね?
これ食べると食べ過ぎかな?
って。こんなんじゃ食事は全然楽しくない。だから減量期は駆け抜けるように
さっさと終わらせないとだめなんですよね。余計なこと考えちゃうから。
とりあえず食事の正常量と質を上げる感覚がわかるようになって、ストレスが少なく
継続できそうな食事が日々とれるようになったら、あとは自分の好みの食事に
近づけて調整すればいいことで。無駄にだらだらしてると何食べたらいいのか
分からないとか混乱するようになるんです。
月に1~2kg減を半年で駆け抜けて、維持させる。そのレベルでまだ痩せるのが必要なら
また減量期を半年間設定して、維持。5kg以上痩せたいなら2年はかけないと。リバウンドしますよね。
減量が大きいほど時間をかけないと。
自分の経験と受講生のデータから言うと1か月に2kg以上落とす場合リバウンドしやすいですね。
体力が落ちるので風邪もひきやすいし運動がしんどくなる。これは結構言われてることですよね。
体重を落とす=体力が落ちるってことでもありますからね。体重落ちればいいってもんじゃない。
だから体重計のるのやめてって言ってるんですね。
体脂肪を落とすんですよ。脂肪を落とすのに体重なんて目に見えて減るわけありません。
体重がみるみる減ってる方はそれ、筋肉が落ちてるだけです。脂肪が減るのは年単位です。
数年かけて減った体重が体脂肪の減った重さです。
食べることが好きでデブになったんだから、その楽しみが奪われたら人生つまんなくなりますよ。
それに気づいて「ダイエットなんて馬鹿らしい」って挫折するのが世のダイエッターの人たちです。
でも食事を存分に楽しみながらでも体型を見事に維持してる人なんてごまんといるわけです。
私もその中の一人に過ぎません。毎日楽しいですよ、美味しいもの食べて。
その人たちとデブの違いはただ食事に罪悪感がなく純粋に楽しんでいるかどうかです。
そして楽しめるようになるには食事の知識、栄養の知識、自分への理解、感情への理解が
必要になってくると思うわけです。