かかりつけの婦人科に行ったんですけど、最近新しい研究結果が発表されたって
先生が言ってました。ピルって避妊だけじゃなくて不妊治療にも使われてるんですが
5年以上飲み続けた人のやめた後の妊娠率が上がるっていうことが証明されたみたいですね。
なんかピル飲むって体に悪いっていうイメージがあるじゃないですか。特に日本は。
薬物療法なわけで何となく体によくない、自然妊娠しづらくなるっていう噂とかあったり。
でも5年じゃなくても数年飲み続けて、やめたあとすぐはすごく妊娠率上がるらしいですね。
臨床データだけじゃなくって、ちゃんと証明されたらしいです。だから妊娠勧められましたけど(笑)

これだけ医学は進歩して、人工的にコントロールできるようになった今も、いまだに女性にとって
要は子宮や卵巣にとって妊娠回数が多い方がいいのか少ない方がいいのかがわからないそうです。
明治ぐらいは毎年のように妊娠して出産して、多人数が当たり前の女性はバリバリ元気だったけど
果たして現代に生きる女性がその環境に適応できるかどうかとか、多産が体にとって果たしていいのか
とか。薬に適応できる体に遺伝子が進化してきたとしたら、妊娠・出産が体にいいことがどうかとか。
実は現代女性にとっては妊娠や出産や多産はよくないんじゃないかとか。まあいろいろ未知なことは多いみたいです。

日本の風潮って女はたくさん子ども産めー、産んでないから婦人科系の病気になるんだとか
いろいろあることないこと言われるじゃないですか。そういうのっていかに根拠がなくて
遅れてるかがわかりますねえ。そういうのから自分を守るのにも無知とか無教養から脱したいって
思うんですよね。