デブだったらまず衣食住という人間の生活の中では「食」にこだわりがある人種だと思います。
食べるのが好き。3食必ず食べたい。なるべく美味しい物を食べたい。そう思う人々。
「衣」は現代ではファッションですね。身に着けるものに一番金と時間をかけている。
若い女性はほぼそうだと思います。外見に一番こだわる。
「住」は住環境です。家庭を持つ女性はこれにこだわりだしますね。
家そのもの、インテリア、日用品、もちもの。どちらかというと内面にこだわってる。
どこでどんな風に暮らすかということに人生の重きを置いている。
女性ってだいたい衣食住どれもまんべんなく興味があると思うんですけど
どれもこだわってるって人の代表が雅姫さんみたいな生活提案系の方ですね。
そのこだわりがビジネスとなる人。あれはまあ半分仕事で半分プライベート。
衣食住3つどれも同程度のこだわりをみせるっていうのはお金も時間もかかるので
普通は無理です。なのでだいたいどれかに偏るんですけど
それが「食」に偏るとデブになる可能性が高いんですよね。
食の仕事に関わってる多くの人は必然的に肥満体型になりますよね。職業病です。
私も20代の頃からセコムの食とかマクロビとかフルータリアンとか興味あって
けっこう食生活を変えてきた過去があります。食にかなりこだわってました。
美味しい物を食べたい気持ちと同時に安全に食べたいとかちょっと宗教じみてた
時期もありました。
でも今はその情熱も落ち着いています。飽きたんです。もう飽きた。
縛られずに自由に食べようって思ってます、今は。だから痩せられた。
要はいつか飽きるんです。衣食住のどれかにこだわりを発揮しても
時が経つとともに必ず飽きる時が来ます。ファッションも20代までは
ブランド物や一点ものや雑誌掲載のものとかさんざん買ってこだわってきましたけど
出産育児に入ると憑き物が落ちたように執着がなくなりました。そういう人多いですよね。
バリキャリ系のコンサバファッションにヒールが絶対だったのにナチュラル系にシフトしたとか。
「住」もそうです。結局どんなに外観やインテリアにこだわってもしばらくすると飽きます。
だから花や雑貨や絵を飾ったり模様替えしたりリフォームしたりするんですね。
必ず人は飽きがくるものです。だから家の装飾に大金をかけるのはかなりの無駄です。
箱だけ作ってもらって内装は飽きないように少しづつ手を入れていくのが理想ですね。
イギリスアンティークがブームになり、ナチュラルなDIYインテリアがブームになり
北欧インテリアがブームになりミニマルでがらんとした部屋がブームになりってインテリアも
ブームがあるわけなのである意味ファッションと同じで飽きるんです。
いまあなたが衣食住の中で「飽きている」ものがあるとしたら
それは何でしょうか?もう今はファッションには興味ないとか、インテリアは掃除だけできればいいとか
食事はつつましくまずくなければいいとか。何かしらあると思います。
ちなみに私は今はファッションは最もお金をかけるのが惜しいジャンルです。
雑誌を見て「かわいい」とは思いますが「欲しい」とは思いません。「買う」のは服飾品が破れた時や色あせたときです。
「住」はかなり興味があります。こだわりが続いています。家にいるのが好きなので側に置いておきたいものも
たくさんあり、ガーデニングやペットやインテリアに時間もお金もかけたいと考えています。
で、食はどうでしょうか?
食は美味しい物を食べたいとは思います。でもこれ以上太ることを引き換えにしてまで食べようとは思いません。
太らない程度に楽しみたいと思っています。でも別に料理自体好きではないので、例えば家政婦さんが毎日料理を作って
くれるならそれでも全然かまわないです。時々好きなごはんが食べられれば幸せです。
この境地に至れたのはただただ飽きたからです。こだわること自体にもう飽きたからです。
デブの間は「食」にこだわっている状態だと思います。でも飽きが来ます。必ず。
年とれば脂っこいものがきつくなるし、たくさん食べるのが嘘!と思えるほど難しくなるものです。
だからその執着をうまいことほかの衣住にふりわけるんです。食に対する飽きが来るまで。
食事に飽きたりしない
というあなたは食に関する仕事について、肥満を甘んじて受け入れて生きていくしか方法はないと思います。
一般人が太ってても害しかないですが、料理人が太っていると
この人の作る料理は絶対美味しい
って思われるものですので(笑)メリットにすればいいんです。
でもデブでも仕事にしたいほど食にこだわりある人ってほとんどいないですから。皆トーシロです。
自分は「食べることが誰よりも好き」って自慢げに言ってるデブはいますが、上には上がいますからね。
やはり身の程を知る、客観視ができるかどうかはダイエット成功にかなり影響すると思いますね。