ときどきダイエット日記ブログで自分の体重の変化をさらしてる人たちを
見るんですけど、なんというかすっっっっごい頑張ってますよね・・・。
毎朝ジョギングしたり、筋トレしたり、食事を全部写真とったり、カロリー計算したり
青汁飲んだり、酵素飲んだり、糖質量計算したり、体重をグラフ化したり。
私にはとうていできないな~ってことを記録してる。こういう人たちって
一見大幅に減量してるみたいなんですが、どこまで本当なんだろう?
どれぐらいリバウンドしてるんだろう・・・っていうかこんなに厳しくやってたら
いつか爆発するんじゃなかろうか?

よーく見ると、お菓子とか間食をここぞとばかりかめっちゃしっかり食べてるし
息抜きも多いし、パスタ山盛りにサラダみたいな太る要素満載の食事もしょっちゅう。
ふすまパンとか栄養もクソもないようなパンを常食にして「グルテンフリー」だからって
思いっきり体に悪い加工食品を食べてたりする。基本的にそういうブログやってる人って
食費を節約してるからタンパク質が全然取れてない。とにかく野菜みたいなメニューね。
あれで運動ハードにやってるならそりゃあ痩せるよ。筋肉削られてるだけだけど。
だからムダに体脂肪低い人とかいますよね。20%切ってるとほんと気を付けたほうがいいですよ。
女性で20%切るってもともとの体質でもない限りそこまで削ると病気になる確率あがります。
妊娠もしにくいし、更年期以降病気になりやすいですって。
こういう情報はいろんなニュースでも言われてる通りです。健康診断でも言われますよ。
あんまり体脂肪落とすと婦人科系に問題でてくるので年とってからが大変です。

なんというか栄養学って学問を軽視しすぎなんじゃないだろうか。。
粗食とかビーガンがもてはやされるようになって栄養学って言うのものの信用性とか
馬鹿にしてる人多いですけど実際有用なことは多いですからね。専門の学者ならまだしも
ダイエットかじってるだけの人間が栄養学軽視するとか甚だ疑問です。信仰の関係でそういう食事しか
しないなら別に問題ないですけどそれをダイエットに持ち込みすぎるのは浅はか。確かに何かを削って
運動ハードにやれば見栄えのあるブログができるように体重がするする落ちて快感だと思います。
でもそれこそが危険でリバウンドの落とし穴。体重が落ちてることが快感って普通にヤバい感覚です。
脂肪が減った、なんとなくココが引き締まったとか、たるみが減ったっていうことに快感を感じるのが
普通なんじゃないでしょうか。目に見えて短期間で体重が落ちるってことは一緒に必ず筋肉が落ちています。
筋肉が落ちるということは痩せにくくなるということです。もっと体重が減ることに対して危機感を持った方がいい。

脂肪が落ちるときはゆっくりなんです。だから体重の数字にはそれほど影響しません。
数年たっていつの間にか体重が落ちてたらそれが脂肪の重さぐらいに考えておいた方がいいと思います。
それぐらい落ちたのが数字では分からない。もちろん精密に体脂肪を計ってる人は別です。
自宅で使える体脂肪計ではなくてeBodyとかですね。
体重が減ると筋肉が落ちるので体力も落ちます。体力が落ちると運動量も減ります。
それが結果的に代謝が悪くなる原因でもあります。だから体重は極力落とさない方がいい。
体重より体型っていう言い古された言葉ですけど、実際そうなんです。体型を気にしてください。
背中や二の腕やお腹や膝やふくらはぎにどっさりついている脂肪を毎日見つめてください。
その脂肪がだんだんほんの少しずつ減っていればいいだけです。それがわかるぐらい毎日毎日
欠かさずに観察してください。鏡を見ずに体重計には乗らずにです。
間違った食事をした翌日にはむくんでいて正しい食事をした翌日にはすっきりとしているはずです。
その感覚を研ぎ澄ますのがまず大事です。それが実感できてないから体重計に乗らないのが不安になるんです。