ダイエットが上手くいってない、何度もリバウンドしてる人っていうのは

今日は何を食べればいいか
今日はどんな運動をすればいいか
今日はどれぐらい体重が減ったか

みたいなことばかり考えて生活しています。
結局、今日明日何をやるかとか今日の自分はどうだったのか程度のことばかり
考えているんです。つまり具体的なことばかり毎日毎日考えているんです。
ずーーっとずーーっと痩せるためにはどうしたらいいか?っていう「行動」だけに意識を向けて
何かを我慢したり、いやいやながら何かをしたりっていうのを続けるのが「ダイエット」だと思っています。

でもダイエットを成功させるために大事なのは思考です。
あなたが日々、何をどんなふうに考えてその結果どんな暮らしを送るのか
これからどんな生活を送りたいのか?ということです。
つまりあなたの生き方です。
どういう人間になりたいのか?どういう自分でありたいのか?
どんな仕事について、どれくらいお金を稼いで、何にお金を使って、毎日どんなふうに誰と過ごして
何を楽しみに生きていくのか?具体的に言えばそういうことです。
体型を変えるということはそういうことです。
生活を変えることで食べる時間や、食べる物、食べる量、起きる時間や寝る時間が変わります。
結局はそういう小さな積み重ねです。
余暇があればそこで家族と食べ放題に行くのか、運動するのか、趣味に熱中するのか、寝るのか
そういう小さな選択はあなたの頭の中で行われているはずです。その選択はいまデブに最適化されています。
デブに心地よい選択をあなたは選んでいるはずなんです。それを変えないといけません。
毎日何万回と繰り返されている「選択」をデブに不快なものにしていく。それがコンフォートゾーンから
外れるということです。痛みを伴う「選択」を重ねていく。それがダイエットです。
そしてその「選択」の拠り所となるものがあなたの信念です。
人は自分の信念に沿って無意識に選択行為を繰り返しています。

あなたが食べる事より運動を選ぶなら

運動をすることはよいことだ

という信念があなたにあるからです。

寝る事より食べる事を選ぶなら

体にとって睡眠より食事の方が大事だ

という信念があるからです。

その信念ができあがった背景には「あなたがどう生きたいのか?」という意志が深くかかわっています。
つまり「どう生きたいか」という意志がない、あいまいな人間というのは「信念」も弱いんです。
ブレブレです。あるかないかわからないぐらい弱いわけです。
だからいつも誘惑に負け、世論に流され、自分という芯がないんです。
だから例えばダイエットをやる際も、いろんな意見が耳に入ってくるたびにあっちにフラフラ
こっちにフラフラして集中して物事に取り組むことができないんです。

世の中の97%の人間が新年に立てた目標を年末になっても達成できないといいます。
だからあなたが、どう生きたいのか?が分からないのも信念が弱いのもごく「普通」です。
ですが普通の人間ではダイエットにはまず成功しません。人体にとっての普通とは
加齢に伴って体重が増えることであり、食事を制限すれば飢餓から守るために脂肪を溜め込むことだからです。

ダイエットに成功してそのまま維持し続ける人間というのは

絶対にデブのままで毎日を過ごしたくない
いつも機敏に動ける自分でいたい
運動してはつらつと生活したい
適度な筋肉をつけていつまでもお洒落に服を着こなしたい

こういうゆるぎない信念があります。

「そういう気持ちはあってもなかなか毎日忙しくてね・・・」っていう中年太りのおばさんが私の周りにも
吐いて捨てるほどいますが、ただの言い訳かそんな願望はそもそも持ってないんです。気のせいです。
ただ時々そのちいさな思いが気まぐれに頭の中をただ通り過ぎてるだけです。

本当に願っている人間は違います。
毎朝毎晩頭の中で繰り返し願望を声に出して復唱して紙に何度も何度も書いて自分を発奮させ
その信念をもとに思考回路を変える努力をし、行動を変えるんです。

これがダイエットを成功させる人とデブの大きな違いです。

あなたとは、考え方、やってること、やりかた・・・

全然違うと思いませんか?