私はほぼ毎日本屋に行くんですが最近の本屋の潰れっぷりはすごいですね。
どう見ても売れてそうな立地、繁華街にあるにも関わらずあっさり吸収合併的に移転したり
店舗数削減みたいな形でなくなってしまうのを目にします。
つい最近も近所にある独立系の小さな書店でしぶとく生き残っていたお気に入りの書店が
突然閉店してしまいました。それはそれは足しげく通っていたのでそれを知ったときは
それはもう落ち込みました。amazonでパカパカ本買ってるくせに本屋がつぶれるのを嘆くなんて
馬鹿だとお思いでしょうか。でも書店にある本はなるべく店頭で買うようにそれはもちろん
本屋がつぶれないように自分なりにお金を落としていたのにです。
amazonの破壊力は半端ないですね。そのうちきっとヤマトもつぶれるか傘下に入るかするんでしょう。
生活がものすごく便利になると既存の文化は失われてしまう。悲しいですがこの流れは止まりそうもありません。
生き残る本屋になるには買わなくても読めるブックカフェになるか、店主がオーダーメイドで
本をセレクトしてくれるとか、読書会みたいなコミュニケーションの場になるか、何らかの新しい価値が
ないと難しいのでしょうね。
私が住む町はここ数年で急激に人口が増えていますけど、図書館に行ってもいつもガラガラで新刊も
比較的待たずに読むことができます。本を読む人が絶対的に少ないんですよね。まあこっちとしては
混まないのでありがたいんですけど。
家に本棚がないとか結構聞きますもんね。そう考えると読書も結構珍しい趣味になっていくのかも
しれないですねえ。本って手軽に情報収集できるしネットより信頼できるのにね。
youtubeの本紹介動画は見たことあるけど本読んだことない人とか増えるんだろうな(笑)