服を買うのが買い物の中で一番苦痛に感じるわけですが、3連休があるといそいそとGAPに出かけるのが
最近の楽しみでございます。GAPは連休になると必ずセールをやってるのです。

しかも40~50%オフ!プロパーで買うには高いと思う質ですがセールともなるとそこはだいぶ和らぎます。
GAPのセール価格だと服を買う痛みをそこまで感じないということはそれが私にとっての「最適服価格」という
ことなんだろうと認識しています。

これがユニクロじゃダメなんです。もちろんユニクロでは下着とかインナーとか
そういう消耗品をよく買います。ですがあまり「洋服」を買うことはありません。
それはやっぱり流行感が強いからです。今時の着やせパターンを使ってパンツはワイドみたいにユニクロの洋服は
かなり流行を意識しています。もちろんそうじゃない服もありますが大体価格と素材のバランスがよいものになると
ほぼ「流行もの」です。

ですがGAPはそこまで流行感はないんですよね。もちろんワイドパンツもあればジーンズの形などは
流行に乗ってる感じはしますが、ちゃんと「普通」の服が毎シーズン確実にあるんです。
普通のシャツ、普通のチノパン、普通のブラウス、普通のワンピース・・・そういうものがちゃんと用意されています。
これはもうアメリカ発だからだろうと思いますがあっちの人たちって日本ほど流行を意識しておしゃれしている人は
多くないといいますよね。日本ほど流行を意識して服を選ぶ習慣がない。(大都会は別)
それよりも服が似合う鍛えられた体型、締まった二の腕や姿勢などを含めたトータルファッションをGAPは提案しています。
そこが好きなんです。レジの後ろに流れるモデルの動画を見てため息ついて

こういう体型ならどんなシンプルな服でもオシャレに見えるんだな

というのが嫌というほどわかります。
姿勢が悪ければ、太っていればどう転んでもオシャレには見えないんです。
ノースリーブのワンピースが可愛く着こなせるのは締まった二の腕と鍛えられたひざ上、
ふくらはぎの適度な筋肉があってこそなんですよ。
GAPの服を買うということは

体型を試される

ことでもあります。少なくとも私にとってはそうです。
安い服でいかにきちんときれいに可愛く着こなせるのか?それを試されているのです。
だから毎シーズンGAPでノースリーブを買い、まだいけると確認し、ちょっとはじけた
ワンピースで肌を露出して自分を戒める。それができるのはGAPのセール価格だからこそです。

いや、もちろん高い服も好きですよ。好きだけど日本人女性に向けた年相応のブランドというのは
必ずパターンに体型カバーの意図が見えるのでそれが甘えのような気がして嫌なのです。
二の腕が細く見えるような袖口、お尻が大きく見えないようなライン、背中の肉が気にならない形の
ワンピース。

そんなものは必要ありません。
そんなものに高いお金を払う気にはなれません。
自分の体を鍛えるほうがよっぽど健全でよっぽど自分のためになるからです。
そういうものに頼るから日本の中年女性の体型は皆いまいちなのです。

たまに(いい年して)GAPなんかで服買うの~??ってバカにする女に出合います。
ですがそれは負け惜しみです。安い服を着られない女は

着やせ仕様に細工されたパターンの高い服しか着られない体型

なだけです。シンプルなGAPだと体型のアラが目立つ。だから「安い」服は余計太って見えて
着られないゆえの負け惜しみです。
価格が安いゆえのパターンが悪いわけじゃないのです。

その女の体型が悪いのです。