朝ごはんはコッペパン、昼はラーメンとたこ焼き、夜は牛タン専門店でごはん食べてて
ふと考えました。

ダイエットしてる意識でご飯食べてるからみんな太るんだよなあ

って。
今日はひときわめちゃくちゃな食生活でしたけど、夜に行った牛タン専門店でちょっと気になる女性を
見かけたんですよね。
40代後半ぐらいの夫婦で、ご主人は牛タンセットにビール、奥さんはなんとサイドメニューの盛りそばを
食べてました。パッと見、確かに食が細そうな女性だったんですが、脂肪がつくとこにはちゃんと
ついてて、下半身太りみたいな体型だったんですよね。
そこでちょっと

あーこういう人って少食だよなあ

なんて思いながら私はがっつり牛タンを食べつつ麦とろご飯を美味しい美味しいと
食べつつ観察してたんですけど、彼女、やっぱり食べてました。

 

デザートにずんだ餅あんこパフェを。

 

あーーやっぱりそうかあ・・・そのタイプの食生活ね。
だいたいそういう体型の方って失礼ですけど、牛タンを太りそうって避けて
カロリー低い蕎麦で済ませるのにデザートはしっかり食べるみたいな人多いんですよね。
もちろんその女性がただ牛肉嫌いだったのかもしれませんが、観察したところによると
ご主人のお肉アンドビールを羨ましそうに見てた感じだったんですよね。
だから私も

40過ぎるとやっぱり「食べない」で体型をそこそこ保ってる人は
多いんだろうなあ

って思ったぐらいですから。
でもまあやっぱりそっちか・・・という感じです。
食べないと脂肪が燃えないという事実を知らずに起きる勘違いというか、悲劇です。

食べることを制限して体型を維持できる人っていうのはもともと食事に大して興味がない人です。
だから何十年も毎食少量で我慢できるんですよ。そして食事の改善もすぐできる。
でも今まで太ったことがある人、食べることが好きな人っていうのはまず無理ですよ。
量減らして体重を維持するなんてストレスフルなことやって結局リバウンドするのがオチです。
味覚にこだわりある人間が食事の改善をするのも限界があります。短期間なら好きな食べ物とか間食も
しないで生きていけます。でも人間ってそんなに我慢のある生活なんて続けられません。
だから多くの人が挫折するか、挫折できずに追い詰められた人が病んで摂食障害になったりするのです。

痩せたいならもっと「我慢」とか「ストレス」とか「自分の嗜好」について学ぶべきです。
別に学校行って学べと言ってるわけではありません。
あなたが今まで経てきた人生と食生活において

自分がどういうことに我慢ができないのか?
逆にどういうことなら我慢できるのか?
どういうことがストレスなのか?
どの程度のストレスならOKなのか?
どういうものが好きでどういうものが嫌いなのか?

よくよく思い出して考える時間を取ることです。
多くの万年デブは昔の失敗をなかったことにしてまた次のダイエットを始めようとします。
それが趣味ならいいですよ?新手のダイエット方法を次々と試して流行の波に乗るのが
楽しいなら邪魔はしません。
でも本当に痩せたいならあなたの過去の失敗から学ぶのが一番早いんですよ。

意外に食事制限が続くタイプなら厳しめに食事を改善してもいいし
新しい習慣を身に着けるのが苦にならないなら数か月ごとに足していけばいいし
〇〇をやめるのが得意なら数か月ごとにひとつ悪習慣をやめていけばいい

全ては計画です。努力とか根性とかそういうものではありません。
いかに(巷でいうイメージの)「ダイエット」せずに日常を変えるか?
これが最強の戦略であることは間違いありません。
そこで一旦最適な日常が身につけばあとは超楽な維持期が待っています。
ストレスと食生活をコントロールする技術が身についたあなたなら楽勝です。
皆その次元に行くまでがつらいんです。そこに到達したことがない人が万年ダイエッターなんです。
その次元に行ったことない人が

こんなダイエット法はインチキだ!

とわめいているんです。
結局のところ大事なのはあなたのメンタルです。

自分の失敗を自分のせいではなく他のせいにしている
そういう人間性があなたを痩せさせてくれないということです。