私の実家は歩いて15分ぐらいのところにあります。
実家の近くに引っ越したのは単純に
子育てに協力してもらおう
という魂胆があったからです。
当時はフルタイムの仕事で電車で通勤していて、息子を保育園に預けている状態。
朝夕の送り迎えを手伝ってもらったり、急病の時に看病してもらったり
時々夕飯のおかずを分けてもらったりといった感じでかなり甘えさせてもらっていました。
これは今でもかなり反省しています。親は喜ぶものの、やっぱりどうかなと。
息子が小学生になりその必要もなくなった今、私が実家に行く回数は
多くて月に1回です。電話がなければ3カ月に1回ぐらいです。徒歩15分でそれです。
ちなみに車で30分ぐらいのところには夫の実家があるのですがそこに行くのは年2回です。
それぐらい私たち家族は実家というものと距離を置いています。
これは周囲の人に聞くとかなり異常に映るようです。
仲悪いの?
って聞かれます。違います。
居心地が悪いからです。
親と話しているのが苦痛なんです。
人生に対する考え方も収入や仕事に対する考え方も子供の教育に対する
考え方も何もかも違います。共感できるポイントはゼロに等しい。
親子なのに意外に思いますか?
でもそれが正常だと思うんですよね私は。
だって20~30年歳が離れた凡人に共感できるって
時代遅れじゃないですかwwww
もちろんあなたの親が社会的に成功して今でも活躍してるっていうのなら
話は違ってきますよ。
歌舞伎の世界みたいに親から芸を受け継いで、その親も現役バリバリで
年齢を重ねるほど評価される世界なら話は別です。
それは親から受け継いだものを次の世代へ渡すために親を尊敬するのは当然です。
中村勘九郎や七之助が勘三郎さんについていまだによく話題に出してますよね。
ああいう心の拠り所、目標とすべき姿であるような親ならいいんです。
でもだいたい違いますよね。
あなたの母親は一般庶民で元専業主婦?サラリーマンの妻?
看護師?教師?高収入ですか?社会的地位は?
時代は変わっています。なのにいつまでたっても親に共感して
親のやってることに憧れて親の時代と同じことするのに安心感覚えるとか。
ただあなた自身が成長してないだけでしょ
教育の目的は自立です。親と考えが違ってくる、袂を分かつというのは
自立した証拠です。
現役引退して、孫の成長だけが人生の楽しみみたいな状態の人に
共感してべたべた付き合っていたって若い私たちが得るものはないです。
それが俗にいう親離れ子離れができていない状態です。
私からしたらしょっちゅう親の手を借りる、過度に親孝行するのも
親離れができていないように映ります。それより自分自身を何とかしようよって思う。
社会のために何もできてないのに親ばかり優先するのは違うと思います。
成人したら親とは一定の距離を置くべきです。
大人になっても母親とべったりの関係を持っているのは見苦しいです。
自立した女性はまずそんなことしません。
メルマガ読んで成功していく人ってまず自立されています。精神的にも経済的にもです。
一時的に親と同居してる人もいるにはいてもちゃんと距離をわかっている。わきまえています。
多くの人は親孝行と親依存をごっちゃにしています。
自分の身を立てられてないうちに親優先の生活を送る、親や家族を一番に考えるのは
未熟な人間がすることです。