毎日やりたいこと、好きなことをなるべく我慢しないように
「もういい歳だから」とか「大人だし」って感じで抑圧しないように生きていると
どんどんどんどん好むものが退化していっているように感じます。幼児化でしょうか。

小学生の時に熱中してたもの、中学生の時に熱中してたもの、高校時代に聞いてた音楽。
そうか、高校の時は特にハマってたものはなくて音楽だけかっていうのに今更ながら
気づいたり、変な記憶がよみがえってきたり。昔を思い出して涙が出てきたりします。

ドリカム、オザケン、スピッツなんかはドンピシャ(っていう表現がもうすでに古い)の世代です。
編み物や洋裁を趣味でやってたからそれもまた復活してます。漫画も中断期間はありつつ
また復活して読んでます。そのうちシルバニアファミリーとかセボンスター集めだし、ミステリー小説を
また読みだして、懐かしいドラマをせっせと見始めそうで怖いです。怖そうだけどそれもまた楽しそうかな。
猫好きが再燃してきたのだって小6の頃、野良猫が集まる家に毎日通って猫と過ごしてたんですよね。
あれが幸せだったことを思い出しました。全部つながっていたんです。

なんだかんだ人間って言うのは幼少時代に、学生時代に好きなことを見つけています。
大人になると好きな事って分からなくなるけどきっとただ忘れてるだけなんじゃないでしょうか。

断捨離にハマっていろいろ捨ててもう昔みたいに物を集めたり、ハマったりしないって
固く誓ったのに結局10年もすれば元通りです。そんなもんです。それぐらい恒常性ってすごいんだなって。
幼少のころから物集めが好きだった私はやっぱりそこに回帰しました。

無駄が人生を豊かにしてくれるのにやっと気づきました。捨てて一度ゼロになったからこそ今はよくわかります。
捨てるのもいいけどその逆もいいんです。本人が快適ならそれでいいんです。
つまりはギスギスした社会の中で無駄を受け入れられる心の余裕が大事なんじゃないんですかね。
極端なことしないといられないってことはどこか心と体がアンバランスで何かしら強い不満が根底にあるってことなんですよね。
本人はもちろん気づいてないですけど。
捨てるのが好きでハイになってモノをとにかく減らして、お金もそんなに稼がないでOKみたいな

これで十分です

ってドヤってる人っていうのも「オカシイ」です。渦中にいる人には分からないあのオカシさ。
脱け出すとよくわかります。新興宗教に洗脳されてる感じとそっくりです。
私も全然気づいてなかったです。これが豊かな暮らし方でしょう、お金使いまくってる人って馬鹿だわ
とか思ってました。でもその感覚こそがおかしかったんですよね(笑)

だって子供の時って欲にまみれてたでしょう。あれが本来の人間の姿ですよ。
大人になって欲をただ押さえつけてるだけ。子供ってそのまんまですから。

いやあ気づいてよかった。捨てまくっていた私はただただ
この社会での自分の居場所の不安定さをとにかく正当化したかっただけなんですよね。
うわーすっきり。よく言語化したな私(笑)

子供の頃の願望を思い出してそれがよーくわかりました。当時の夢も思い出しました。
今それに向かって邁進してるところです。
昔を思い出してください。あなたがやりたかったこと、今この社会でやるべきことが
見えてきます。そうなれば食べることでストレス発散するようなくだらない日々からオサラバできますよ。