経済的基盤が強固だというのは自分の足で立っているということです。
自分の実力で稼いで食えているということです。
世の中の正社員はしばしば派遣社員を小バカにしていますが
本当のところは賢い派遣社員に馬鹿にされていることに気づいていません。
正社員が安定しているのはただただ労働法規にがんじがらめに守られていてクビにしにくいからです。
ほとんどの人はそれにぶら下がっている状態。自分の足で立ってるのではなく会社におんぶしてもらってるのです。
正社員の安定は本人の実力やスキルに根ざしているわけではありません。
その証拠に長年勤めた会社を辞めてほかの仕事に就こうとすると大した仕事に就けない
収入が大幅に減るといったことが普通に起こります。
一部の賢明な派遣社員は違います。
どの会社でもどの業界でも通用するスキルを常に磨いていて、能力を上げることを怠けません。
常にクビになる危機感があるからです。あらゆるタイプの会社や立ち位置で
上手くやれるコミュニケーションスキルはもちろん、どんな人間とも上手くやれる対人スキルも持っています。
そもそも賢い派遣社員は派遣社員を一生やろうと思ってる人間は皆無です。
副業としてその仕事をやっている人が多く、目標を叶えるための準備期間として
メインの仕事が別にあることがほとんどです。
私も東京にいた頃、派遣社員だったことがありますが、作家を目指している人
アーティストを目指している人、起業してる人がたくさんいました。
一昔前なら正社員になれば一生安泰だったかもしれませんが、時代は変わりました。
副業を認める会社が増えてきましたが要は
会社が面倒見れなくなった時に備えて自分で稼ぐ力を身につけておけよ
ってことです。
企業の寿命が短くなった今、いつ潰れてもおかしくはありません。
会社に依存している正社員ほど実は不安定なのです。
会社を渡り歩ける実力やスキルのある派遣社員の方が「安定」しているというのが真実です。
どこにも依存してないということは自立しているということです。
自分はどんな状況でも稼げるつまり生きていけるという自信が自分に対する信頼です。
その自信はダイエットなど成功率が低いことにチャレンジするときの支えになります。
やはりこの社会で生きていける自分に対する信頼が強ければ
何事もうまくいくのは当然です。
人間は社会的な動物だからです。
社会の中で誰かに価値を与えることで人間というものは大きな満足感が得られる生き物です。
お金に困ってないのに定年退職してしばらくたった人が 働きたがっているのを見たことありませんか。
なぜかと言えば自分の居場所が欲しいからです。誰かの役に立っているという実感が
欲しいからです。逆を言えばそういう実感がないと健全な人間は生きている気がしないのです。
何をやるにしても自信がない、メンタルが弱いというのは
この社会での自分の居場所が揺らいでいる証拠です。基盤が弱い。
誰かのために働いてください。
自分を捨てて「はた」を楽にするという意識をもって仕事してみてください。
それを続けていれば必ず自信がつきます。
自分はこれでいいんだという自分に対する信頼が高まります。それがメンタルの土台です。
ダイエットやるのは実はそれからなんですよね。