It’s the economy, stupid (問題は経済なのだ、愚か者)

昔のアメリカの大統領選挙でクリントンがジョージブッシュに言った言葉なんですが
ブッシュが経済政策を重要視しないことに対して攻撃して結局クリントンが勝つわけです。
最近で言うならオバマ大統領の「Change, yes,we can」みたいなものです。
あれ、好きでしたね私。チェンジっていいじゃないですか、アメリカらしくて。

で、これを参考にしてというかもじって(笑)
「問題は思考なのだ、愚か者。」とでーんと載せているんですが。
こんな風に言ってるにも関わらず、睡眠とか食事とか運動とか外側からの
働きかけだけを考えてダイエットやり続けて挫折してる人が大勢います。

っていうか受講生のほとんどがそうです。メルマガ読んでる人の大半がたくさんあるダイエット法の
ひとつとしか捉えきれてないみたいですね。もうここは気づくか気づかないかのセンスの領域なので
どうしようもありません。おそらくまたどっかのブログに行って
「このブログに出会えてよかったです!勉強になります!」って熱いメール送っては
懲りずになんとかダイエットを繰り返すんだと思います。
アファメーションも何かの祈りかまじないかぐらいにしか思ってないですね。

中学生とか高校生がダイエットやって失敗するっていうのはわかるんです。
精神的にも未熟だし、人生経験も少ない。世間知らず、井の中の蛙。
でもね成人してる場合はちょっと問題あるんじゃないかなあと常々思います。

アドラーは教育の目的は「自立」だって言うんですがほんとその通りだと思います。
そして日本人って自立できてる大人が極端に少ないのはやっぱ教育に問題があると思いますね。

でもここで日本の教育問題を語ってもあれなんでやめますが、やっぱり自立心が弱いですよね。
それは日本社会がわざとそうさせている、日本人に馬鹿でいてもらうほうが国家的に洗脳しやすいし
税金とりやすいからありがたいっていう側面もあるんですよね。

でもこれだけグローバル化がすすんで、社会構造が変化していくと自分で自分の身を守るために
武装しないといけないと思うんですよね。もう国も会社も誰も守ってくれないですよ。
今までは社会が変化しても会社とか国が面倒見てくれましたけど、もうどう見ても無理でしょ。
自分で社会で稼ぐ力をつけて、知識をつけて、サバイバルする力をみんな持ってないと厳しい。
そう考えると今の40代以下の世代って狭間でかなり生きるの難しい世代だと思います。
かなり損だな(笑)30代以下は不景気長かったし暗い時代しか経験してないしね。そりゃあ病むさ。

そういう変化に適応できない人って一定数いるわけで、そういうストレスを抱えた人が
肥満になったり鬱になったりニートになったりしているのが今の日本です。
一旦社会のレールから外れると貧困になるし、思考が狭くなるし、絶望します。
負のループに入っちゃうんですよね。そうすると気づきになる体験とか本とかにお金が払えなくなるし
結果さらに閉じこもって問題が悪化するみたいな。

知識は力です。問題解決の力になるっていうのは大原則です。
図書館だってあるでしょう。テレビだってあるでしょう。貧乏でもスマホぐらい持ってるでしょう。
要はあなたの心のアンテナ次第です。気づくかどうか?自分の未熟さ、客観視能力のなさ、思考の狭さ。
こういうのに気づくには知識を得るか、対人関係の中で体験を積むかどちらかしかありません。
より簡単なのはもちろん知識を得るほうです。知識だけを得て頭でっかちにならないうちに外に飛び出すことです。
住む場所を変え、付き合う人を変え、仕事を変え、職場を変え、生活の時間配分を変えてください。
ダイエットなんて難しいことやらなくてもそれだけ変えれば痩せますから。私が保証します。