[amazonjs asin=”4834251594″ locale=”JP” title=”池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」”] 貯蓄に励んでる方はこういうのいっぺん読んで頭かちわったほうがいいですよ。お金の価値は保存することができます。これをマルクスは「貨幣退蔵」という言い方をしています。
貨幣を退蔵する、つまり使わずにしまっておくということね。
「退蔵」という言い方をしていますけれども、現代の経済学では価値を保存することができる、という言い方になります。なぜ退蔵と言っているかというと、単にお金を持っているだけでは増えませんよ、という、
あとで資本の話をするためにあえて「退蔵」という言い方をしているのです。
お金を単に持っているだけでは単なる金持ちで、資本家にはなれないよ、という意味で「貨幣退蔵」という言葉を
使っています。お金があることによって、価値を保存することができるから、私たちは「お金はいくらあってもいい」という気に
なりがちです。これをマルクスは「黄金欲」と言っています。価値を保存することができるから「お金があれば
何でも買える」と考え、みんながお金を欲しがるんだ、と。お金って、本来は何かを買うための手段にしか過ぎないはずなのに、価値を貯めるということができることによって
貯めること自体が自己目的になってしまう人がいるわけ。お金をこっそり貯めて、時々取り出してはニンマリしていたり
預金通帳の数字のゼロが増えるのを見ては喜んだり、という。倒錯しているよね、これって。
これをマルクスは「黄金欲が目覚める」という言い方をしています。
資本主義社会で貯蓄に猛進したら行き着く先は貧困だということに気づくと思います。
がつがつ節約しても1000万貯めても断捨離しても人生の不安はひとつも
なくならないですよ。ただ自分の力をつけて事業をやることがこの社会で生き抜く道だということに
気づいている人はみんなすでに副業とか趣味を仕事にとかってやってるでしょ。
発想の貧困とか思考の枠が狭い人とかはダイエットやっても必ず泣きついてくる。
情弱。依存性高い。それでいて自己中。もっと人間性高めないと。何も人格者になれって
言うんじゃない。他者視点を常に持つだけでも、その脂肪がいかにミスマッチかがわかるでしょ?
メルマガ読んで情報盗んでるだけの泥棒さんたち、聞いてる?