夫のために生きたい
子どものために生きたい
苦しんでいる人に伝えていきたい
自分のためだけじゃなく誰かへの強い思いがあるこそ病気に打ち勝つことができる
そういう姿を見ているとやっぱりなんでも自己中だと
うまくいかないよねーって思いますね。
世の中の成功者ってほんと自己犠牲の塊みたいな人多いじゃないですか。
特に昔からいる大御所って言われる歌手とか。
口を開けば
お客さんのために
ファンのために
支えてくださる方のために
っていう気持ちで活動してる人たちを見るとだからこそ
たくさんのお金と信用が返ってきてるんだなあと思います。
ダイエットをやってて思うのは最初はもちろん
痩せたい
きれいになりたい
見返してやりたい
っていう自分本位でやり始めるんですけど
だんだん中盤になってだれてきて、思うようにいかなくなったり
もうやめようかって悩むときがたくさんあるじゃないですか。
そんなとき
なんで私はこうまでして痩せたいんだろう?
って疑問がわいてくるんですよ。
それでよくよく考えていくと
夫にきれいだと思われていたい
子どもにきれいなママを誇りに思ってほしい
みたいなちょっと他人本位になってることに気づくんですよ。
特に私は綺麗でオシャレな女の人を街で見かけると
わあ!素敵だな~
って温かくてなんだか幸せな気持ちになるので、自分もそういう風に周りに
ちょっとした幸せな気持ちをおすそ分けできたらという気持ちなんかも
あったりしたんですよね。
綺麗な女の人がいると場が華やぐじゃないですか。ああいうのがうらやましくて。
だから周囲の人を不快にさせない、笑顔にさせるためにも頑張らなきゃっていう思いが
改めて湧いてきたり、きれいなお母さんがいる家族に憧れが強かったりして
何とか体型を元に戻すことができたんですよね。
やはり女性は家庭の太陽じゃないですけど、私が笑って幸せそうにしていないと
夫も息子も心配したり機嫌が悪くなったりします。家庭の雰囲気の良しあしは
女の人にかかっているというか女の人だけの役割・特権なんじゃないのかなって思っています。
娘さんがいるご家庭ではまた違うのかもしれないですけどね。
私が病気になると一気に2人ともお葬式みたいな顔になりますから(笑)
しっかりしてよって思う反面、やっぱり私がいないと生活回らないんだな~なんて悦に入ったりして。
あなたは誰かのために痩せたいって思ったことないでしょうか?
好きな人がいるならその人に「きれいになったな」って思ってもらいたいでもいいし。
旦那さんに「やっぱり痩せてる方がきれいだよ」って言ってもらえたらでもいいし。
友だちに「やせてすごくかわいくなったよ!」って驚いてもらいたいでもいいし。
些細なことでいいんですよ。
オシャレな服を着たいからとか馬鹿にされたくないからでもいいんですけど
もう一歩だけ自分の枠からはみ出して、そこに自分以外の目線というものを入れてみてほしい。
私がおしゃれな服を着れるようになったら誰に見せようか?
きれいになったことを誰が一番喜んでくれるだろうか?
私は誰に褒めてもらえたら嬉しいだろうか?
太っているときというのは知らずに卑屈になって自棄になって自己中心的になっています。
その思考の癖をいったん思い切り外してみる。自覚はないでしょうからそういう癖があるんだ
ということをまず自覚する。まずはそれからではないでしょうか。
行き詰っているときは「なぜ」が弱いからです。あなたがなぜ痩せたいのかをもっとよく考えてみてください。