人は1年でできることを過大評価し
10年でできることを過小評価しがちである。by アンソニーロビンズ(世界No.1コーチ)
数か月で痩せること自体は実際にできるんですけど
そのあと絶対リバウンドしないでいれるかって言ったらまず無理ですよね。
数か月で減量するためのきつい生活を減量後もずーーっとやり続けるなら
別ですけど、そんなことできる人はほぼいないじゃないですか。
というか人間だったらできないんですよね、人間の体の仕組みを考えると。
人間の飢餓の記憶を消せる人がいるかって話ですよ。いるわけがありません。
人間に恒常性機能が備わっている限り不可能です。
何年たっても体は戻ろうとします。特に無理に減量した場合は
尚更その戻ろうとする力はデカいはずですよ。
要はその戻ろうとする力を常に上回ってないと維持すらできないということになる。
じゃあどうしたら上回れるのか?といえば
その人が常に体と向き合って、その時その時自分に必要な栄養や運動が理解できて
途切れることなく継続的に体に投資する視点を持っていないと無理です。
あなたが社会人なら、なんでも最低10年はやらないと
一人前にはならないっていう言葉の意味が分かると思います。
職人だってそう、美容師や看護師でもそう、勉強やスポーツもそうでしょう。
10年もやってない人に語られたって「は?」って感じでしょ(笑)
会社の上司でもそうじゃないですか。
10年も仕事やってない人に仕事について熱く語られても説得力ないでしょう。
逆に考えてみてください。
あなたが10年たたずに挫折したこと。
語学、習い事、会社・・・。
どれもモノにならなかったんじゃないですか?
あなたが10年やり続けてることってそもそもあります?
事務職なら事務職で10年やってれば何かしらモノになってるはずなんですよ。
例えば同じ会社に10年いると、会社がすごくよく見えるようになるじゃないですか。
この10年思考がない人は大体貧乏でダイエットもほぼ挫折しますね。
近視眼的。今日頑張ったら最低でも来月には報酬が欲しいって感じですね。
物事が1か月先ぐらいしか見えてないんです。
私もダイエットを本格的にやり始めたのが、大学生でしたから
もうすぐ20年になりますね。
やっぱりダイエットに関係するすべてがすとんと落ちて理解できて
無意識に実践できるようになるまで10年かかりました。
断片的に学んだ知識、他業界から学んだ法則、そういう点と点が
一本の線になってつながるようになるまで、それぐらいかかりました。
それぞれの知識が体系的に理解できるようになって
日々の自己投資のリターンが返ってきてるなと感じたのは10年経ってからです。
ダイエットに10年かかると言ってるんじゃないですよ。
あくまで、ダイエット自体に囚われない生き方ができるようになるまでの話です。
要はリバウンドの恐怖から実際いつごろから脱け出せるのかということです。
10年過ぎれば、ちょっと安心。でも加齢もあるので危機感はまだまだもって
いないといけない。そういう心境です。
いちいち意識しなくても太らない生活ができるようになる。
これが10年だということです。
あなたも10年後に望み通りの体型でいるために
今のあなたが
日々の時間をどのように使い、
何を選び、
何を学び、
何を考え、
どう行動すべきか?
これをよく考えてみてください。
そう考えるとあなたに残された時間はかなり少ないことに
気づくはずです。
もたもたしてる場合じゃないとわかるはずです。
10年後をイメージしてください。
一般的に「おばさん」と言われる年齢です。
中年太り・・・してない自信はありますか?
もう一度言います。
10年後をイメージしてください。
あなたが今すぐに
やめるべきことは何ですか?
そして
今始めるべきことは何ですか?