どんどんどんどん太ってる時とか何やっても痩せなくてどん詰まりの時って
ちょっと自棄になることが多いと思うんですけど
例えば
食事を楽しむというより早くお腹をいっぱいにできればいいって感じでしょうか。
半ば無意識で食べ物を流しこんでますよね。
ほとんど噛まずに飲んでるからあっという間に食事の時間は終わります。
短時間じゃどんなに食べても満腹が感じられないので
食後にダラダラ食べたり飲んだりしてる。
たくさん盛るのにいい大きめの器
食べたら流しにドサっと置いても罪悪感がない大量生産品
乱暴に扱っても割れない食器。
私も昔はそういうのばかり好んで使ってましたね。
子どもも小さいしそれで十分だと。
乳幼児くらいはそれでもいいと思いますが
だんだん分かってくると子どもは親のことよく見ています。
親が雑に扱ってるのを見れば子どもも無意識にそう扱います。
親が
この器はお母さんの大事なものだから割れると泣いちゃう
とか言うとものすごく大事に扱ってくれます。
息子の学校の給食の食器は食育の一環で
割れない食器は使ってないらしく、年間20万円分ぐらいは生徒が割ってるそうです。
何でこんな事を知ってるかというと息子が3ヶ月で立て続けに3枚割って
4枚目を割った時についに担任に呼び出されたからです。
1枚千円ぐらいするんですと言われましたが請求はされませんでした。(感謝)
ところで
お箸やお皿っていくらぐらいの使ってます?
割れるとその日は酷く落ち込むぐらい高価なものとか
高価じゃなくても思い入れのある大好きな食器とか使ってませんか?
今にも割れそうなグラスは日常使いには不向きかもしれませんが
緊張感をもてる程度の食器を使うとよりきちんと食事をしようという意識が持てるのは確かです。
100円のお皿にサーロインステーキのせてもねえ(笑)満足感が違うでしょ。
割れたら買い替えるのに懐が痛いって思える物で揃える事をお勧めしますよ。
ほかには割れても代わりがない唯一無二のものとか。
配膳の時から扱いが違ってきます。
もちろん食事の時も洗う時も。そういう食に対する心構え全体が変わるのに気づくはずです。
箸は京都の職人が作った一膳5,000円
グラスは著名なガラス作家で
1つ2,500円
お椀は漆作家の作品で1つ10,000円
洋食器はロイヤルコペンハーゲンや
イッタラ
カトラリーはクリストフルやカイボイスン
パン皿は木工作家の作品で1つ7,000円
お茶碗は有名陶芸家の作品で
1つ5,000円
旅先で絵付けした思い出の皿
子どもが母の日に描いた絵を写した皿
我が家の食器の一部ですけど、どれもこれも旅先で買ったり
思い出があったり、長年憧れてやっと手に入れたものばかりです。
あなたはちゃんとそういうもの使ってますか?
戸棚の奥にしまったままではないです?
ダイエット中に限らず、人生における食ってかなり大事な事だと思いますけど
その大事な食の時間に「割れても悲しくない」と思ってるものを使うこと
それ自体が食に対する意識の低さを表してますよね。
あなたは服とかバッグとか化粧品とか見栄のためには数万円でも使うのに
内面を充実させるためには数千円も惜しいと思うんでしょうか。
外見を飾るだけで頭の中身はスッカラカンの
「あなたが軽蔑してるような女性」と同じなんですよね、実際。
高級食器を使え!とかそういう単純な事じゃないですよ。
あなたの大事なお気に入りのものに囲まれて生活をする
食事をするという事についてのダイエットにおける有用性について述べてるんですよ。
分かりますよね?
よそのお宅で食事する事になったら
お皿割れないように気をつけて
食事のマナーはいつもより気をつけて
苦手なものがあっても失礼のないように
っていろいろ気を使いますよね?
家ではテキトーなのに(笑)
そういう緊張感のある食事ではまず食べ過ぎる事ないでしょう。
会話もしないといけないから早食いする事もないでしょう。
自宅でもある程度の緊張感の演出は必要ですよねって話。
箸置きやランチョンマットとか使ってます?
そういう些細な事ですよね。毎日のことですし。
これを習慣にできるかどうかでも大きく違ってくるのではないでしょうか。