本買って読んでなくてもレビューが書けるんですよ。Amazon って。
アマゾンで買った人のレビューにはラベルがついてますよね。

大体よその書店で買ってわざわざアマゾンでレビュー書くって人はまずいないし
いたとしてもオカシイですよね、普通。純粋な動機とは考えにくい。

だったらちゃんとアマゾンの正規価格で買った本を読んだ人のレビュー以外まず信用できません。

本なんて受け取る側の知性や理解力で評価が変わるので
一般的で凡庸な庶民が書いてるレビューを熱心に読んで検討してもほぼほぼ無駄ですね。

これが電化製品とかだったら評価基準が性能で決まるので参考になるんですけど、本は全然ダメ。
基礎的な教養がない人が理解できないレベルの本読んで

この本は説明が下手

とか批判しまくってます。
批判だけするのって誰でもできるじゃないですか。文句言うだけならホント簡単。

私はこう思うけど、ここはもっとこう表現した方がわかりやすいのでは

といった代替案、改善案を挙げることができない限り、信用できるレビューとは言えません。
人としても、自分なりの考えを持たずに文句言うのは話になりませんね。

こういうときよく思い出すことがあります。

高校生のとき、体育祭のダンスのテーマを決める話し合いがあったんですよ。

私が通ってた学校は1、5、7組が赤ブロック、2、3、8組が白ブロック
4、6、9組が青ブロックみたいにクラスでブロックごとに分かれて対戦する形式だったんですよね。

そうすると文系、理系ごちゃ混ぜで
特進クラスと馬鹿クラ(笑)も一緒に協力してやんなきゃいけないんです。

で、運が悪いことに、特クラだった私は馬鹿クラとの話し合いをまとめる役になってしまったんですよ。

15年以上経った今でも忘れません。

馬鹿ってどうしようもないな(笑)って。

まず話し合いが成立しないんですよ。

3段論法で話すとかまず考えないよね。
相手の意見も聞いてない。

論理的に話すことができない。

感情的に思いついた順で意見言ってくる。

しかも思いつきなので言ったそばから忘れてる。

何度も同じこと聞いてくる。

文句ばっかりで自分の意見はない。

周りに流されて意見決める。

そういえば高校生って年々馬鹿になってるって当時の担任の先生(男)も言ってました。
あの時ほど勉強の大切さを感じたことはありません。

放課後に延々と不毛な話し合いが終わらなくて
特クラの子は何人か呆れてこっそり家に帰ってたからね(笑)

外は日が暮れて暗くなり、堂々巡りの話し合いに耐えかねて
すでに決定したことを何度も蒸し返す女に

それさっき話して決まったじゃないですか

ってかなり抑え目に言ったら、次の日から超怖れられる存在になってしまいました。

〇〇こええーみたいな。

それで思ったのは、無意識でそういう思考回路になってるんだから悪気はないんだろうけど
それに気づかない限りずうっとそうやって周りに迷惑をかける馬鹿として生きていくんだろうなあと。

学校の勉強ってそれ自体が役に立つことはあまりないですけど
問題を解くときにそこに至るまでの考え方とかこういう場合は
どういう知識を引っ張ってくればいいのかとかそういう発想とか思考回路を作る訓練が大事なんですよね。
小中である程度の自分で考える力がついてないと、いくら「勉強」しても厳しいですよね。土台がないと。
大体の人がそのまま大人になって、自分で考えて決める力がないから、不安でレビュー見て買うか決めるっていうね。

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とかググってる人いますけどブログ読んでも不安なら登録しない方がいいですよ。
そもそもその程度の決意でここのダイエット始めたって成功しませんから。
舐めてもらっては困ります。
考える力がないと全くついていけないと思いますよ。