痩せようって思ったらまず食事の量を見直しますよね。
で、
これぐらい減らしたらいいかな?
って感じで完全にアバウトに食事の量を減らします。
これぐらいかな?って感覚ですよね。
そのあなたの「感覚」
その感覚って信用できます?
そもそもその感覚っていつも違いますよね。
時間とか状況によって感覚ってかなりぶれると思います。
めっちゃ働いて帰宅しておなかがペコペコな時に
食事量を減らすときの感覚と
休日で一日まったり過ごしたあとに食べる食事の量を
減らすときの感覚。
おそらく全然違ってると思います。
前者の場合は意外なほど食事量は多いだろうし後者はきっと
少なすぎてるかもしれない。
そもそも。
デブになってしまったあなたの感覚は当てにできません。
だいたい「ちょっと太った」ぐらいでセーブして体型を戻せる人なら
問題ないんですが、
いったんデブと化した人が感覚的に思っている食事量というのは
多いです。はい。
一般的にとどれぐらいが多いとか少ないという判断は難しいですが、
デブが考える食事量は
総じて多め
だということを肝に銘じておいたほうがいい。
要は痩せてる人と
基準がそもそも違っている
ということを理解してください。
基準が違うわけなので多いとか少ないの境界も痩せの人とは違ってくる。
だから感覚的に食事を減らしても
実は全然少量じゃない
なんてことがおきているわけです。
でもデブ本人は減らしてるつもり。だからストレスがたまる。で、挫折。
じゃあどうすればいいのかというと
食事量は明確な基準をもって減らすことです。
たとえば私がいま減量しようとするなら。
食事に集中すべき【減量期】は、食器は毎日同じものを使います。
毎日食器を変えてしまうと、同じ料理でも
どれぐらい減らしたか?
ということがわからなくなってしまいます。
(ただし食事量を減らす必要があるならですよ?)
私なら洋食器で白い20~22cm程度の平皿を使います。
そして、その皿の6割を使って盛るようにします。
全体の6割程度に料理を盛り付ける。
これを基準とします。
そうすればほかの食器で
6割ってどれくらいかな?
って感覚に頼る危険さはありません。
和食器特有の小鉢とか盛鉢などの形に惑わされて
盛りすぎる
こともありません。
お皿の色が白なので
6割
という割合が色でわかりやすく盛ることができるわけです。
基準を一つの皿に決めると
いつもより活動量が多くて空腹な時は7割
寝るまであまり時間がないときは3割
など状況に応じて臨機応変に対応することも簡単です。
そう、悩まない。
今日はどれくらい食べていいんだろう?
なんて悩むことはなくなるわけです。
ダイエット中の食事に悩む
これは大きな悩みだと思います。
何を食べたらいいのかわからない
どのくらい食べていいのからわからない
何がなんだかわからなくなってきた(笑)
実際に混乱しだす人が多いです。そうやって検索してくる人がたくさんいます。
なぜ混乱するのかといえば、あなたに基準がないからです。
ないなら自分で作るんです。
私は今までの経験を基に独自なものを作り上げて実践しています。
もちろん今はこれ以上痩せるつもりはないので
維持のためと調整のために緩く取り入れていますが。
ほかにも献立の基準というものを持っています。
例えば1週間の献立。
夕食は食材宅配なので平日の夕食はほぼメニューはおまかせです。
だいたい肉が3日、魚が2日のことが多いです。
平日5日は献立は考えなくていいわけなのでそこは楽です。
そしてあとの2日。
あとの2日はだいたい土日にあたります。
そのうち1日は粗食、あと1日は手抜きの日としています(笑)
粗食は肉も魚もない日です。
野菜中心でだいたいごはんとみそ汁と
常備菜か漬物という「胃腸の休日」です。
あくまで私の場合なので、育ち盛りの息子は肉を食べたりしますよ。
から揚げ買ってきたりとかね。
普段平日に食べないようなちょっと
特別なおいしくてジャンクなものを食べさせたりはします。
あとの1日は臨機応変の日です。
平日に疲れて料理したくなくて、外食になったとき。
子どもが急に病気になって、買ってきたお惣菜になるとき。
実家からおすそ分けがあるとき。
イレギュラーが起きたときのための調整日です。
イレギュラーが起きると食材宅配が1日ずれてしまったりするので
休日にそれをつくって食べたりといったこともあります。
そのための調整日です。
まあ調整といえば聞こえはいいですが、要は手抜きする日ですね。
主婦ならわかってもらえると思いますが食事をつくる負担というのは大きいのです。
1週間で1食ぐらい「みんな勝手に食べて」っていう気持ちになるんです。ですよね??
まして自分はダイエットしてる身。
スーパーでおいしいものを見るのは危険なのです。
自分は食べない料理を家族に食べさせるために作るのは拷問です。
だから1日は手抜きの日。
これで食事をつくるストレスからはだいぶ解放されるでしょう。
あとはこれを繰り返すだけです。
基準に外れそうになったら基準のレベルを下げるか
自分に合うように作り変えていけばいいだけです。
大事なのは基準を作っておくこと。
それに沿って生活をすることです。
明確な基準もなく、その時の気分で献立や食べる量を決めているから失敗するんです。
特に減量期は無駄に悩まなくていいような仕組みをつくるのが重要です。