トクホ飲んでれば痩せる
太らない。大丈夫。
なわけねーだろっていうのが今日のおはなしです。
例えばトクホの黒烏龍茶。CM見た事あります？
愛するミランダちゃんが出ています。
めっちゃきれいですね。ホレボレしちゃう。
こんなCM見ちゃうとつい
黒ウーロン飲んどけば大丈夫じゃない！？
って思わせられそうですが。
トクホだし効果ありそう・・・って思っておデブさんたちはせっせと
飲むんでしょう。
トクホとは特定保健用食品。
一応国がお墨付きを与えたサプリとか食品ってことらしいです。
国が認めてるってだけでちゃんとしてそうですが、
審査は割といい加減なんです。
そもそも健康食品というものには定義っていうのがないんですよ。
口に入れるもので「薬」以外はすべて「食品」という
ジャンルに入ります。
ですので健康食品ももちろん食品です。
そしてこの国の薬事法では食品の効果や効能をうたうことは
NGです。
しかしですよ？
私たち消費者は健康食品には当然、何らかの効果や効能を
期待しているわけですよね。
何の効果も無い健康食品なんか買います？
買いませんよね。
つまり現在は健康食品というのはヒジョーに矛盾した存在なんですね。
そもそも食事というのも命を維持していく為に健康を向上させるために
摂取するものです。
健康食品にまったく効果や効能をうたってはいけない
このこと自体、おかしいですよね。
だったらいっそ、健康食品ぜんぶNGにしたらいいのに。。
ですが健康食品市場というのは年々巨大化しています。
国の経済にとってはなくてはならない市場になっています。
とうぜん健康食品を作る業者側としては売れなくては話にならない。
どうしても効果や効能を消費者にアピールしたいということになりますよね。
じゃないと商売にならないですから。
大手企業から国へ働きかけがあったのでしょうか。
健康ビジネスというのも多くの利権が絡んでますからね。
サプリ大国アメリカからの圧力もあったでしょうね。
ここで健康食品の中でも特によいと認めた食品、
効果や効能を謳える食品をピックアップしようということで
「特定保健用食品」というジャンルが作られたんです。
わざわざ、無理に作ったのでエコナ騒動が起きたりとしょっぱなから
いろいろ問題が起きましたね。
しかしいまだにトクホの商品が人気があるのを見ると
おめでたい人がたくさんいるんだなあ。
トクホで脂肪吸収をおさえる効果として必ず入っているものが
難消化性デキストリン
というものです。
なにやら体に悪そうですけど
人工の水溶性食物繊維です。
食物繊維は糖の吸収を穏やかにするので
糖が血管に入りにくくなります。
それで脂肪吸収を抑える効果があるというわけ。
これは極めて安全な食品素材だとされていていますが・・・。
トウモロコシから作られた～
FDAや消費者庁が安全性を認めた～
だから安全らしいです。
安全かどうかは別にして
そもそもそんな人工的なものを口に
入れること自体どうなの？
って話じゃないですか？
自然の摂理に反した食事は毒になり得ます。
自然の摂理とは自然発生的に生まれた生態系の法則
のようなものです。
人類が長い時間をかけて食べてきた食事、
自然の摂理に沿った食事をしてきたから今まで生き延びてこれたんです。
この祖先が食べてきた食事が人類にとって「正しい」のは
歴史が証明しているということです。
逆に言えば祖先が食べた事の無い、食品添加物、人口甘味料、保存料などは
どんなに安全だと証明されても、
人類の進化とともに祖先が食べてきた食物に比べたら
大した安全性はないといえるんじゃないでしょうか。
これを飲んでれば安心
と効果を過信して普段より食べてしまうってことありませんか？
黒ウーロン飲めばかつ丼大盛りでも大丈夫みたいな。
はっきり言って
そういう発想してる限り痩せないですよ。
何かを買って食べて飲むだけで
ジャンクな物を食べたっていう罪悪感を
チャラにしようという発想・・・・
これこそデブの発想・・・
これを変えない限り痩せません。
だから売れるんでしょう、トクホは。
みんな飲んでも一向に痩せないから。
トクホ飲んでる＝ダイエットしてる感
が持てるのも言い訳大好きなデブの好むところですよね。
私ちゃんとやってるわよ的な？
気を使ってますよ的なね。
ダイエットは足し算の発想じゃないです。引き算です、引き算。
あなたの食べて飲んで痩せる発想じゃなくて
身体に悪いものをやめて
取り除いて痩せるという発想です。
これさえできればデブとはおさらばです。
