生理前やストレスがたまってるとき、イライラしてるとき
私はよくアロマを嗅ぐようにしてるんですが
これは私の長年の人生経験から今のところ

気分転換にはアロマがベスト

だと思ってるからなんですが。特に根拠なく。
でも本格的に勉強したことはなく、ただ本を読んで効能が少しだけ
頭に入ってるという状態です。
しかもだいたい好きな香りというものが決まっているので
時々オイルのメーカーを変えてみたりといったことをするぐらいでした。

ですが最近香りの研究が進んできていて、だんだん香りのストレスに対する
効果がすごいってことをちらほら見かけるのでちょっと調べてるところなんですよね。

そもそも人は香りをかぐと匂いの分子が嗅細胞に届くと
その刺激が「電気信号」となって脳に送られます。

それが脳の中に届いて香りの信号に反応したホルモンなどが分泌されます。

例えばいい香りを嗅ぐことでセロトニンが分泌されたとします。
このセロトニンは自律神経のバランスを整え
気持ちや体を鎮静させてくれる働きをもつ物質です。
まさに【直接】脳に働きかける事ができるということです。

香りは脳に直接働きかけるからこそ、私たちの心と体の双方をコントロールし
ベストバランスに持っていくことができる。
あらためて考えるとすごいことです。
嗅覚以外の五感、視覚、聴覚、味覚、触覚では脳に【直接】働きかけることは
ありえないことですから。

それだけでなく香りの成分は、鼻に入ったあと、一部はそのまま肺へと届き
そこから血管を通して全身に運ばれます。

また、お風呂にエッセンシャルオイルをたらしたり
マッサージオイルにエッセンシャルオイルをブレンドしてマッサージをすることで
香り成分は皮膚から毛細血管へと吸収され、血液の流れにのって体のすみずみにまで
届けられます。

どちらの場合も、成分は体の各所に働きかけ、効果をあげることがわかっています。
ちなみに、体内に入った香り成分は、体中をめぐった後、尿や汗、息などによって
体内から排出されるため、体内に残留することもなく、安心して使えるんですよね。

アロマって嗜好品扱い、娯楽品扱いですし、安い物ではありません。
安くない。だからこそ効果が期待できるという風にも考えられる。
やはりそれなりにお金をかけるとそれなりの効果が自分には返ってくるんですよ。
その信頼はある。逆に安い物にその効果や信頼性は疑問があります。

例えば「生花を部屋に飾る」のはお金がかかります。買わないで庭で育てるにしても
手間とそれなりに管理にお金がかかります。でも部屋に生花があると香りはもちろん
見るだけで癒される。それでストレスの感度が下がる。そういう効果が必ずしもある。

私の93歳の祖母は認知症で老人ホームに入居してるんですが
認知症にもアロマがいいということで積極的に使われてるんですよ。

私、驚きました。老人ホームなんて経費節減で
アロマなんてちょっとぜいたく品扱いじゃないかって思ってたんですよ。
(ちなみに高級ではないホームです)
でも日常で普通に使われてる。私が思ってるより医療現場には浸透してるん
だなって思いましたね。

ただ普通に生活していくうえで。
部屋を美しく保つとか香りに気を遣うとか、生活するためには必要ではないですよね。
なくても生きていける。だから「わかってない人たち」はそこを一番に削る。

けどそれでストレスが知らず知らずのうちに溜まってしまって食に走るとか
家族との関係が悪くなるということもある。
生活の中のちょっとした心がけがなぜ必要なのか?
生活を積み重ねていくと身に染みて分かることかもしれません。
うちは特に家族が病気になったことがあるのでそういう「無駄に思えるところに
お金をかける必要性」が経験から絶対必要だと思ってます。

部屋には花が必要
いつも掃除してキレイにしておくのは重要
良い香りをさせるのも重要

そう思っています。風水にすがっていた時もありましたが(笑)
とにかく生活空間を美しくしておくことは生きるうえで基本だと思っています。
もちろん体型を維持できるのもそういう生活の上で成り立つものだと思っています。

アロマなんてただの娯楽。お金の無駄遣い。
そうやって無視したり馬鹿にするのは誰でもできるしラクです。

ですが古来からある芳香療法がなぜ現代まで続いているのか?
そう考えると、ただただ効果があるから。
それだけなんですよね。