ひさしぶりにダイエットのブログをのぞいてみたんです。
ダイエットしなくなったんでご無沙汰してたんですけど
夏も近いし、みんなどんなダイエットしてるのかな~と思って。
orz
もうなんていうか、びっくりしました。
だいたいの人は真面目にダイエットやってるんです。
でもですね、何がびっくりかっていうと
食事がひどい。
『ダイエットは運動1割、食事9割 』っていう本がベストセラーに
なったりして、みんなが「やっぱり食事だよね」っていう風潮に
なったのかなって思ってたんですよ。
でも・・・・
今までに刷り込まれてきた常識ってなかなか変わらないんだなって
再認識できました。マスコミの功罪といえますよね。
たとえばブログで紹介されていたのはこんな食事でした。
朝:スムージー
昼:白米・納豆・目玉焼き・大学芋・コーヒー
夜:サラダ・シューマイ
朝:パン・コーヒー・豆乳
昼:玄米ブラン・野菜ジュース・菓子
夜:なし
朝:飲むヨーグルト
昼:クロワッサン・コーヒー
夜:すき焼き
カタカナ文字が多いから見ただけで痩せなさそうですよね(笑)
スムージーとか玄米ブランとか飲むヨーグルトとか一見よさそうなんですけど
栄養価を考えたら、あんまりおすすめできない食材です。
ダイエット中なら野菜を噛んでしっかり満腹感を得るべきだし
玄米ブランなんて精製された食品は食事とは言えないですし
ヨーグルトは余計な加工がされてないものを食べるべきです。
こんな食事だと血糖値が乱高下しますし、
糖質の摂りすぎとタンパク質が少なすぎですね。
これでさらにブログの中の彼女たちは激しい運動をしてるんです。
モムチャンとかカーヴィーとかジョギングとか。
そんなしんどいことやって、
体が普段より栄養を欲する状態になっても
その食事の量と質で果たして体に必要な栄養が十分摂れるでしょうか?
あるブログでは極端に小食な人もいました。
食べても食べてもお腹がすく
イライラがとまらない
我慢できなくて食べ過ぎちゃった
とか書いてるんですね。それを自分の意思が弱いせいだと思ってる。
でもそうじゃないんですよ。
栄養が足りないからホルモンの影響でそういう感情が出てくるんです。
意志のせいじゃないんです。
こういう極端な食事制限はほんと危ないですよ。
ホルモンのバランスが崩れるので最悪拒食症までいっちゃいます。
ダイエットブログを見て思ったのは
みんな食事に対する発想が足し算なんです。
疲れたら栄養ドリンク
便秘には野菜ジュース
栄養不足にはサプリメント
みたいななにかプラスしないと健康になれないという思考は
ただの思い込みです。
ほとんどの現代人は食べすぎなんです。
食べすぎだから肥満になるし、病気になるんです。
でもそうはいっても食事の量を減らせないから運動するんですよね。
テニスの伊達公子選手。
現役復帰してハードなトレーニングをしてますよね。
私は昔からファンでエッセイとか読んでたんですけど
彼女は若い頃、お菓子を普通に食べてたそうです。
スーツケースがお菓子だらけみたいな(笑)
今のアスリート体型からじゃ考えられないですよね。
でも体を引き締める必要が出てきてどうしたかというと
お菓子やめただけだそうです。
お菓子やめただけですんなり2~3kg落ちたそうです。
当時はすでにプロでしたから
相当ハードなトレーニングを毎日していたはずです。
ですから余計な脂肪は普通の人よりついてなかった。
結局
運動量より食べるものの質なんです。体重を左右するのは。
運動なんかしなくても食事だけで脂肪は燃焼されるんです。