日中は随分と暖かくなってきましたね。
そろそろ本格的にヤバイと思ってるあなた。

その通り。
ヤバイですよ。

そろそろ‥本格的に‥なんて言ってる場合じゃなく、自覚した時点で

相当ヤバイでしょう。

 

薄着になって初めて気づく、去年はなかった脂肪。

その脂肪はあなたより遥かに早く
誰かが気づいていたかもしれません。

同世代の女性の目というのは非常に厳しいですから。
特に太った、痩せたという変化には敏感です。

 

人は自分を顧みるとき、相当バイアスがかかります。

 

自分についてる脂肪は大目に見てるけど他人のを見ると心の中で軽蔑してる

そういう人が実際多いのです。

あなたもそうじゃないですか?

 

人のこと言えない体型のくせに
デブを見ると嫌悪感

 

抱いてますよね?

 

そう、人はどこまでも自己中で客観視ができない生き物です。

自分にはとことん甘く、他人にはとことん厳しい。

だからちょっとした決意でダイエット始めても挫折する。
自分を甘やかして生きていくのがデフォルトになってるからです。
気づいてない。それが普通、みんなそんな感じで生きてると思ってる。

 

冗談じゃないですよ。

 

デブにとって痩せてる人の生活というのは一言で言えば

普通じゃない生活です。

全然違うんです。
思考も習慣も行動も何もかも。

ちょっと頑張ればそんな生活が手に入るって軽く考えてないでしょうか。
それこそ洗脳されるぐらいの劇的な変化があなたにない限り、無理な話です。

「太る思考」に一生触れずに、誘惑されることなく
人生を「痩せる思考」のままに生きていける人もたくさんいます。

一方、若い頃に「太る思考」に侵されて一時期をデブで過ごし
一念発起して「痩せる思考」に戻れたという人もいます。

そして、「太る思考」に侵されていることに気づかずに
太る理由を老化や生活習慣のせいにして、必死に運動やアンチエイジングに走って
いつまでもデブで生きていく人もいます。

その違いはただ自分を正しく顧みることができるかどうかなのです。

バイアスをかけずに真っ直ぐと。

そう考えると、人は自分の脂肪より
他人の脂肪により強く嫌悪感を抱くことがわかります。

ということは、あなたについている脂肪が他人の目に入ることで
不快にさせていたかもしれない

という考えに行き着くはずです。

他人の気持ちになって考えるのです。
【自分!自分!】の考えを一旦捨ててみて下さい。

あなたの有り余る脂肪は確実に誰かを不快にしています。

たとえ相手が同じデブだとしてもです。
いや、デブだと尚更かもしれません。

なぜなら人は自分の痛いところを突かれると無意識に他人を攻撃します。
それが本能的な防衛反応です。

あなたの脂肪は同じデブにとって、自分の脂肪を見せつけられてるようで心が痛むのです。
だからデブはデブに対して悪態をついたり、心の中で罵ったりするわけです。

あなたに一般社会人としてのマナーがあるとしたら
デブであるということがすでにマナー違反です。

他者を気遣うというのがマナーの原点ですから
他者への気遣いに欠けているとしか言いようがありません。

他者の気持ちを考えると、身だしなみを整えることと
余計な脂肪を見せないことは、ほぼ同じ次元の話なのです。

どちらも他者に不快感を与えないために行うことです。

太っているという事は、髪ボッサボサですっぴん、
汚らしい格好で会社に行くのと同じです。
他者に不快感を与えるという点では全く同じでしょ?

つまり痩せていることは現代を生きる社会人としての
最低限のマナーだと言えるのです。