この記事はメール講座「Diet アドバンス講座」から一部を抜粋したものです。
体が冷えなくなった
ダルさ、コリや疲労感が減った
便秘や便の状態が改善されてきた
体脂肪を測ってなくても
こんな症状があればかなりいい兆候です。
正しい方向に向かっていると言えます。
順調な人もそうでない人も今の状況を加速度的に変化させるには
いつまでも
ダイエット
という次元で考えていてはいつか効果は止まってしまいます。
それは人の身体は刺激に慣れるようにできてるからですね。
水を飲む
玄米を食べる
よく噛む
なんてことも最初はつらいですが
続ければ何てことないレベルになるわけです。
そしてその先に
もう一段階レベル上げが必要になる時が必ず来ます。
まして体型維持を希望するなら
日々の老化に対抗できるだけの「日常」の基準を今よりあげないといけません。
さらに歳をとって衰えるたびにアップデートしていかないと維持は不可能です。
こう言うと
あとどれだけ努力が必要なのーー
って気が遠くなりそうですが大丈夫です。
何事も1年以上かけて日常を変えていくわけですから
ほんの些細なバージョンアップです。
いきなり生活を変えるなんてまず無理です。
まして元デブならなおさらです。
何を始めるにもそこはやはり意識しなくなるまで習慣化してから
無意識下でも行動できるようにしてあげないといけません。
脳に慣れるまでの猶予を与えてあげるのです。
ストレスを丁寧に取り除いてやって
新しい習慣を無理なくできるように工夫してあげないと。
脳はわがままなので
ちょっとでもつらいしんどいと思ったら
元の生活に戻りたい
って感じて習慣がいつの間にか消えていってしまいます。
潜在意識で【やらない判定】が下されるのです。
そうなったらもうどんなに頑張っても
本能で拒否するわけですから挫折してしまいます。
体型維持のための新しい習慣というと
運動が思い浮かぶと思いますが
じゃあこのスクワットを
毎日朝晩5セットしてくださいね。
って私が勧めたとして一体どれだけの人がこの通りに
一生、一生ですよ?
死ぬまで継続できるでしょうか。
いないと思います。
1人もいないと思います。
だから私は具体的なアドバイスはあまり意味がないと思っています。
ダイエットカウンセリングを有料で受けるとこの手のアドバイスだらけです。
ウォーキングして下さい。
時間がないなら踏台昇降。
それも無理ならひと駅歩く、階段使う。
このアドバイスが悪いわけではないんですが
これって誰でもアドバイスできますよね。
こんなこと言うならカウンセラーじゃなくても
誰でも言えるわけです。
継続させるのが難しいんです。
あなたは
毎日ウォーキングして下さいね!
なんてありふれたアドバイスを私に求めてるわけじゃないですよね。
まさかそんなのを期待してこの講座に申し込んでいたならお門違いですよ。
今からでも遅くないのでさっさと解除しておきましょう。
あなたが大事にするべきは時間ですよ。
有益じゃないと思うメールを読む暇はあなたにはないはずです。
そう、運動を始める前に絶対にあなたに教えておきたいこと
それは
***運動をやる時間を無理なく捻出できなければ継続ができない***
ということです。
時間がない時間がないと多くの人は言いますがハッキリ言うと
時間がないは言い訳です。
これが大前提でこれからの話を聞いて下さい。
やりがいのある仕事をやって
子どものためにいいママでいて
きれいな奥さんで夫を喜ばせ
趣味もおろそかにしたくない
収入も人よりたくさん欲しい
多くの人は欲張りです。
あれもこれも普通以上が当たりまえ。
それではじめてワークライフバランスがとれていると思い込んでいます。
でもそれはズルいです。
仕事も家庭も趣味も収入も体型も何でもかんでもいいとこ取り。
それはハッキリ言って無理です。
まず普通以上のバランスを維持したまま
新しいことなどできるわけがありません。
ダイエットを新しく始めようとしたら
最初は生活のどこかに歪みが出てくるのは当たり前です。
現状を変えることなく物事のいいとこ取りは不可能なのです。
痩せたあとの喜びや幸せを味わいたいと思うなら
そのために費やす時間も必要になるし、失敗のリスクも生じます。
つまり物事はすべてトレードオフであり例外はないのです。
思い通りの人生というのは
何かを犠牲にして何かに没頭したからこそ手に入るものです。
今の食生活を変えたくない
だけどちょっとしたコツで思い通りの体型を維持したい
なんて所詮は虫のいい話なのです。
本当に目標を達成したいことがあるのなら
バランスをとっていては不可能です。
極端でいいんです。
もっと言えば
今のままの生活をずっと送りたい
(だけど体型だけは変えたい)
みたいな安定を求めることはリスクなんです。
その場に留まり続けるということは、同じ状態を維持することではなく
<<<劣化していく>>>ことになるのです。
ところで、運動する時間がないとわめく人が
これから先、必ず出てきます。
ここからは非常に大事な話なのでよく聞いて下さいね。
今のあなたの生活には必ず無駄が潜んでいます。
たかが運動のための数十分の余白さえ生み出せないのは
どこかで時間を無駄に消費しているからです。
それは例えば
テレビですか?
スマホゲームですか?
雑誌ですか?
ネットですか?
ラインですか?
スーパーで悩む時間ですか?
食事の後片付けですか?
部屋の掃除や片付けですか?
子どもの世話ですか?
夫の世話ですか?
どれもよく考えれば削れるんです。娯楽は意識すれば削れます。
便利な家電やサービス、アプリを利用すれば
ほとんどアウトソーシングできる時代です。
家族には極力自分のことは自分でやってもらうのです。
あなたが「いいお母さん」「いい奥さん」を目指したいなら
家事はすべて自分でやるべきかもしれません。
ですがあなたは痩せたいんですよね?
優先順位はっきりしてます?
時短テクニックなんてモノはまやかしに過ぎません。
結局は何を捨てるか?
なのです。私は
【献立を考えて1から毎日料理するいいお母さん】
になることを望んではいましたが諦めました。「捨てた」んです。
不得意なことに時間を使うほうがもったいないと思ったからです。
余った時間で家族と過ごすほうがよっぽど有益だと思ったからです。
食材宅配の力を借りました。食器を洗うのは食洗機です。
【毎朝掃除機をかけるきれい好きな奥さん】
を捨て、ルンバを買いました。
各自の部屋を私が掃除してあげることはまずありません。
結局いい奥さん、いいお母さんになりたいという願望は
「そう見られたいだけ」という単なるエゴであることが多いです。
子どもは自分で上靴を洗い、自分の洗濯物は自分で片付け
自分の部屋は自分で掃除します。
ワイシャツのクリーニングを出すのも受け取るのも夫がやり
私は一切関与しません。
こういうことを当たり前にやってる家庭もあれば
全部主婦である女性がやってる家庭もあります。
みんな主婦の時間を舐めすぎです。
主婦なら家のこと、家族の世話、金にならないことをやって当然
っていう風潮があります。
チラシで買いもしない新築物件の間取りを見るたびに思うんですよね。
夫の書斎と子ども部屋はしっかりあるのに
妻には
家事室
…
何ですかそれ。
家事だけやってろって?
ものすごく馬鹿にしてると思いませんか。主婦の自分時間を。
しかもキッチン脇の個室と言えない申し訳程度のスペース。
どこまで虐げられるんだか。
それに主婦である本人もプライドがないのも原因なんですよね。
自分の時間の価値を知らないんです。
特にフルタイム共働きの経験がない主婦なんかだと
時間の追われ方が全く違うので
時間の価値に気づかないまま一生送る人もいるんですよね。
まあこのメール講座の受講生にはそんな【のほほんとした人】は
紛れ込んでないと思います。きっちり選抜してるので。
時間の価値に気づいて無駄な時間をなくしてそれが達成できて
やっと継続的に運動する環境が整うんですよ。
時間を捻出するためにはあなたの時間に対する考え方を
根本から変えないといけません。
たかが時間、されど時間。
時間は人生で最大の資源です。
全人類に平等に与えられている唯一の資源なのです。