小学生の息子に将来何になりたいの?とか聞くとやりたいことがよくわからないと言ってきます。ああ私もそれくらいの頃はよくそう考えていたなと思うんですが、こういうタイプはやりたくないことは山ほどあるんです。もちろん好きなことはいっぱいあって、でも好きだからって将来仕事にしたいかと言えば違うみたいな。
私もやりたくないことなら今でも山ほどあります。ときどきノートに書いてますが、このノートに書くのがポイントかなと。スマホじゃダメなんですよね、やっぱりなんとなく。アナログに自分の字で書いて目で繰り返し見て、、っていうのがいいんです。毎回書くことでああこれはこうやったら解決するかも、、ていうのがふと思いついたりするから不思議です。
家事をしたくないとかいう小さなことから仕事したくないという大きなことまで、今の社会なら何かを差し出せば叶ったりする。お金で家電買ったりサービス買ったり、時間を差し出して何かを学んだり、引っ越したり、転職したりって何かリスクを自分が負えば意外にやりたくないことをしなくてもよくなることがある。
結局判断を下せずにふわふわしてる状態が、やりたくないやりたくないって悩んでストレスを抱えてる状態なので、強制的にどっちをとるかを自分に迫るんです。やりたくないことをこれからも我慢してやり続けるのか、リスクを取ってまでやりたくないことをやらずに済むような人生にしたいのか。どれぐらい本気なのかがノートを書き続けるうちにわかるんだと思います。その決断が早い人は社会的にも成功してる人です。PDCAを回すサイクルが早いんですね。
中年になると、やってきたことのほうが多くなってくるはずで、いざやりたいことってなかなか見つけられないものだと思います。なので、経験してきたことの中から、やりたくないことを見つけるほうが簡単です。昔を振り返ってあれは嫌だったこれは嫌だった、あの仕事はこういうところが嫌で、こんな人が嫌で、こういう場が嫌で、、、とか考えると私なんか山ほどある(笑)
消去法でやっていくといま自分がやってて不快じゃないことが見つかるはずでそれがイコールやりたいことではないけど、ストレスに感じないことであるのは確か。それを高めていくほうが人生うまくいくんじゃないかなと。やりたいっていう主張が薄い人向け。