どれかがうまく行っていれば他の2つの要因をカバーできる。仕事充実しててお金もあるけど彼氏いないみたいなのは、2つが満たされてるお陰で辛うじてプライドは保てるし、不満が相殺されてストレス過多になりにくい。
仕事いまいちお金も足りない、夫婦関係微妙みたいな中途半端なのが一番太る。これが中年女性のマジョリティだから太ってるひといっぱいいる。そしてさらに中途半端にお金はあるからストレス解消に食に走りやすい。

どれか突き抜けて満たされてるとカバーできるからどれかを充実させることを考えた方が幸せなのかもしれない。あれもこれもと欲張らずにどれか一つ選ぶ。どれかを突き抜けられるようにアンバランスにする。仕事が超忙しいけどお金は充分貰える生活がいいのか、収入は低いけど仕事が楽しくてやりがいがあるのがいいのか、仕事とお金はいまいちだけど家族の支えになれて家庭円満で人生充実してるのがいいのか。

最近ザッカーバーグのお姉さんのピックスリーっていう本を読みました。「仕事、睡眠、家族、運動、友人」「このなかから三つ選びましょう」「すべてを完璧にしようとするのではなく、毎日三つのことだけをうまくやる。」これをやると全体的には結局バランスが整うという話。今日は仕事が忙しいから選ぶのは仕事、睡眠を選んだら、選べるのはあと一つ。友人=趣味は諦めるとか、運動=身体のメンテナンスはお休みとか、家族団欒は諦めるとか。

要領いい人は自然とやってることだと思いますが、意識的に選ぶことで違うらしい。家事、仕事、育児とやってると毎日選ぶものが自動的に決まってしまうからそういう場合は平日と休日で選ぶものを意識的に変えるっていう現実的なアドバイスもあり。

なんでも意識的にやるのが大事なのかもしれない。ただ何となく行き当たりばったりで両立してできる日が有ればラッキー、できない日が続いて自己嫌悪じゃなく、自分で自分の人生をコントロールする感覚がないから、ストレスがどんどん強くなってどんどん疲弊していく。こんなにやってるのにできてない、こんなに頑張ってるのになんとなく満たされないみたいになってる。不満があるのが当たり前の毎日が積み重なっていつのまにか太るのがパターン。そんなに食べてないのに太るっていう典型的なパターンですね。