この問題は根深い。結婚して夫のお陰でいい家に住めて、いい車に乗れて、いい暮らしができようが、親の遺産が入ってこようが、自分が家族を養う程度に稼いでないという問題は解消されない。なぜならこの資本主義社会で稼げないということはダメな人間として烙印を押されるのと同じだから。

その上、価値を生む仕事をしてないつまり社会に貢献してないということがアイデンティティにも関係するから、低年収の人ほど卑屈で愚痴が多く、僻みっぽくなってしまう。地方では高収入の市役所の職員が幸福そうに見えないのも理由がある。民間で働けば半分ももらえないのに仕事内容に見合ってない報酬のズレが罪悪感を呼び起こす。

他人が自分の生活レベルを引き上げてくれてることで一瞬自分も価値ある人間に変われたように錯覚するけど勘違いでしかない。キャリアの問題はずっと付いてくる。必ずどこかで顔を出す。絶対にチャラにはならない。結婚して、もう働かなくてもいいや、ラッキーなんてことにはならない。自分で解決しない限りずっと劣等感がつきまとう。どんなに幸せそうに見える人でもそうだから。

今は女性も年収が低いと結婚できない時代らしいけど、その方がいいと思う。もし親がシングルインカムだったらこれからの時代相当厳しいだろうし、子どももちゃんと育てられない。幼児虐待とかって大体貧困家庭で起きるのは、経済的基盤ができる前に計画性無く子ども産んじゃった結果。金銭的にも精神的にも余裕がないうちに欲望のままに子作りしてしまって結局それ。完全に親の責任なんだから、子ども産んでしばらくは専業主婦なんて時代遅れはいろんな意味でやめた方がいい。